遠近両用眼鏡・遠近両用コンタクトについて | 新宿駅東口徒歩1分の眼科|新宿東口眼科医院
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92:遠近両用眼鏡・遠近両用コンタクトについて

こんにちは新宿東口眼科医院です。 連日30度以上の猛暑が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 今週のテーマは「遠近両用眼鏡・遠近両用コンタクトについて」です。 40歳前後から徐々に手元が見にくくなるのは、加齢によりピントの調節能力の幅が狭くなってきているためで、いわゆる老眼ですが、その矯正方法のひとつとして遠近両用眼鏡やコンタクトがあげられます。 遠近両用というと、遠くも近くも良く見えるオールマイティなイメージを持たれる方もいらっしゃるかも知れませんが、例えば裸眼で遠くが良く見える人などは、手元用眼鏡(老眼鏡)による矯正の方が合っている場合もあり、その人の現在の視力矯正方法や生活スタイル、何が見えなくてお困りか等を考慮していく必要があります。 ★遠近両用眼鏡のメリット、デメリット 遠近両用眼鏡 メリット コンタクトレンズと比べると面積が広いので、遠く・近くとも、よりクリアに見える。 手元を見る時に掛け替えの手間がかからない。 デメリット 視線を動かす幅が大きく、遠近の使い分けに慣れるまで時間が必要。 遠くから近くへ視線を動かすときに像の揺れを感じる場合がある。 フレームがあるので視界が狭くなる。 ★遠近両用眼鏡の種類 バイフォーカルレンズ(二重焦点レンズ) 近視用眼鏡のレンズの下側を一部小窓で区切り、近くを見るためのレンズが入っている。レンズに境目があるため、揺れ・歪みもなく慣れやすい。ただし中間距離が見にくく、境目がはっきり見えるという欠点がある。 累進多焦点レンズ 5枚のレンズを1枚に組み合わせており、レンズの境目が他の人から見てもわからない為、遠近両用では一番のシェアがある。遠くから近くまで幅広い視野が得られる。境目がないためレンズの構造上、周辺部の像の揺れ・歪みを訴えるユーザも多いため慣れが必要。 ★遠近両用コンタクトのメリット、デメリット 遠近両用コンタクト メリット 歪みや揺れる感じが出にくいため、比較的レンズに慣れやすい。 湯気でレンズが曇らない。 スポーツや趣味なども、よりアクティブに楽しむことが出来る。 遠近両用メガネよりも視野が広く自然な見え方。 デメリット 遠く、近くのクリアさ、矯正力に限界がある。 コンタクトをはずした後に毎日のお手入れが必要。 ★遠近両用コンタクトの種類 コンタクトの場合、通常のコンタクトと同様にハードとソフト両方に遠近両用がある。またソフトには使い捨て(ディスポーザブル)と使い捨てでない在来型(コンベンショナル)があるのも通常のコンタクトと同様。主流は使い捨てのソフトレンズ。交代視タイプと累進多焦点(同時視)タイプの2種類がある。レンズの構造は、大きく分けると2つに分類されます。 交代視タイプ・・・遠くを見るための度数と近くを見るための度数が中心部、周辺部に分かれていて視線を上下に変える事により近くや遠くを見させる設計。 同時視タイプ・・・同時視タイプのレンズは、1枚のレンズの中に近用と遠用の度数が入っているので、遠用部と近用部を通してクリアな情報と           ぼやけた情報が同時に脳に送られます。脳には、見たいクリアな像だけを無意識に認識し、それ以外のぼやけた像を           抑制する機能があります。同時視タイプのレンズは、脳が持つ機能を利用し、遠くも近くも見ることが出来るように           考えられています。 遠近両用は眼鏡でもコンタクトでもある程度の慣れが必要で、視力検査の段階では良く見えても、実際に使って見ると違和感を感じる場合もあります。昼と夜で見え方が異なる場合もあります。コンタクトの場合なら、まずはトライアルからお試しでき、処方変更などに柔軟に対応してくれる眼科・販売店を選んだ方がよろしいかと思います。

診療時間

新宿東口眼科医院は、12/31~1/3を除き年中無休で診察しております。
休日(土曜/日曜/祝日)も診療している一般眼科です。
月~金 日・祝
11:30-13:45
15:00-19:30
=11:00-13:45/=15:00-19:00
=11:00-18:00(昼休みなし)
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アクセス

TEL 03-5363-0507
住所 東京都新宿区新宿3-25-1 ヒューリック新宿ビル9階
最寄り駅 JR新宿駅東口 徒歩1分
丸の内線新宿駅B11出口
新宿東口眼科医院は新宿東口スタジオアルタから3軒目、1階にauが入っているビル9Fにあります。
1Fみずほ銀行新宿支店左脇にビル入口があります(地下鉄B11出口直結)。
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