847:白内障手術ってどんなの?
こんにちは。新宿東口眼科医院です。
春が近づいておりますが、まだ寒い日が続いている時折、皆様いかがお過ごしでしょうか。今回のテーマは「白内障手術ってどんなの?」です。
◎白内障ってどんな病気?
正常な水晶体は透明で、光をよく通します。しかし、加齢などが原因で水晶体の中身のたんぱく質が変性し、濁ってくることがあります。これが「白内障」です。水晶体が濁ると、光がうまく通過できずに乱反射し、網膜に鮮明な像が結べなくなり、視力が低下します。
→詳しい説明はこちらをご覧ください https://www.shec.jp/eye_disease/005/
◎白内障の治療方法は?
軽度の白内障であまり視力に影響がない場合は点眼薬や内服薬による進行予防を行います。しかし、白内障が進み水晶体が混濁してしまうと薬で元の透明性を回復することはできません。手術以外に回復する手段はなくなります。
◎白内障手術のタイミングは?
ご自身で生活に不便を感じる場合が第一選択です。
・かすみが気になる場合
・光がまぶしく、よく見えない場合 などがあげられます。
また、車の運転はするのか、全身疾患はあるのか、年齢、家族構成などさまざまな要素を考えた上で手術するべきなのか医師と相談する運びになります。
→詳しくはこちらをご覧ください
https://www.shec.jp/cataract/timing/

◎白内障の手術ってどんなの?
白内障手術は水晶体の濁りを取り除き、人工の水晶体である眼内レンズを移植する手術を行います。網膜や視神経、角膜などの他の部分に問題がなければ、視力低下の回復が期待できます。手術は局所麻酔で、通常の場合ですと手術は10~15分程度です。
傷口が2.3mmと極めて小さいため、非常に安全性が高い手術です。
目薬で麻酔をするので痛みはありません。
手術の方法と流れはこちらをご覧下さい https://www.shec.jp/cataract/flow/

◎当院では白内障公開講座を実施しております
新宿東口眼科医院では毎月水曜日、池袋サンシャイン通り眼科診療所では毎月日曜日に白内障公開講座を実施しております。
院長よりわかりやすく丁寧に説明させて頂きます。また、質疑応答も受け付けます。どうぞお気軽にご参加ください。
詳しい内容とお申込みはこちらからどうぞ https://www.shec.jp/cataract/entry/
※白内障の手術、手術前の検査は新宿東口眼科医院のみで行っております。
- 一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも
当てはまりません。
※ すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。