喫煙者は眼の病気になりやすい? | 新宿駅東口徒歩1分の眼科|新宿東口眼科医院
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823:喫煙者は眼の病気になりやすい?

こんにちは。新宿東口眼科医院です。 暑さのなかにも秋の気配を感じはじめた今日この頃、皆様どうお過ごしでしょうか。 今週のテーマは「喫煙者は眼の病気になりやすい?」です。 タバコに含まれるニコチンには、血管収縮作用があり血流が悪くなるため、目の健康にも影響してきます。 主に、毛細血管の血流が悪くなり、視力低下や失明、眼圧上昇を引き起こします。 また、タバコを吸うことでビタミンCが失われ、視力の維持に必要なビタミンB1、B2が 欠乏されます。 これは、喫煙者だけではなく、受動的に吸わされている方々も同様に影響されます。 むしろ、主流煙よりも副流煙の方が、影響は多いと言われています。 タバコが原因で考えられる眼疾患として、加齢黄斑変性、白内障、緑内障があげられます。 【加齢黄斑変性】 加齢黄斑変性症は、加齢に伴う黄斑の変化により起こる疾患で、高齢者の失明原因のひとつです。脈絡膜から発生する新生血管の有無で「滲出型」と「萎縮型」に分類されます。喫煙による酸化ストレスが目に蓄積すると、加齢黄斑変性の背景にある炎症を引き起こすと言われています。また、喫煙者は非喫煙者に比べて約2.5倍発症のリスクが高いとも言われています。 【白内障】  白内障は、さまざまな原因によって水晶体が濁ってしまう症状のことです。 水晶体が濁ると、光がうまく通過しないので、光が乱反射して網膜に鮮明な像が結べなくなり、視力が低下します。非喫煙者に比べて喫煙者は早期に発症することがわかっており、1日 20本以上タバコを吸う人は、非喫煙者に比べて発症率が2倍になります。 【緑内障】 緑内障は、何らかの原因で視神経が障害され視野(見える範囲)が狭くなる病気です。 その原因の中に、眼圧上昇が含まれます。煙の成分のニコチンが、血管を収縮させ、 血行を悪くし、眼圧上昇など、視神経に悪影響を及ぼします。 上記の眼疾患は、他の原因も様々ありますが、タバコを止めれば、発症のリスクも 少なくなりますので、ぜひ、禁煙にチャレンジしてみてください。また、副流煙でもリスクは上がるため吸わないよう注意しましょう。 ●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。 ●無断での記事転載はご遠慮ください。 ●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも 当てはまりません。 ※ すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。

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新宿東口眼科医院は、12/31~1/3を除き年中無休で診察しております。
休日(土曜/日曜/祝日)も診療している一般眼科です。
月~金 日・祝
11:30-13:45
15:00-19:30
=11:00-13:45/=15:00-19:00
=11:00-18:00(昼休みなし)
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アクセス

TEL 03-5363-0507
住所 東京都新宿区新宿3-25-1 ヒューリック新宿ビル9階
最寄り駅 JR新宿駅東口 徒歩1分
丸の内線新宿駅B11出口
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1Fみずほ銀行新宿支店左脇にビル入口があります(地下鉄B11出口直結)。
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