773:眼鏡の種類
こんにちは、新宿東口眼科医院です。
秋晴れの陽気が心地よい頃となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回のテーマは「眼鏡の種類」です。
近視・遠視・乱視などレンズを組み合わせて視力を矯正する眼鏡ですが、その他にも様々な機能を持った眼鏡がいくつかあるのでご紹介します。
老眼鏡・遠近両用眼鏡
近くを見ようとするときに、ピントを合わせる力が弱くなっている状態を老視と言い、老視の始まりには個人差がありますが、一般的に40歳頃から自覚症状として現われはじめます。
老眼鏡や遠近両用眼鏡を使用することで近くを見るときのピント調整をサポートし、疲労などの負担を軽減することが出来ます。
プリズム眼鏡
プリズムという特殊なレンズで光を屈折させることにより、像を一定の方向にずらすことができる眼鏡です。
斜視などによる見え方のズレを、光学的に矯正する働きを持っています。
主に斜視や斜位、眼振による複視を軽減させたい方に処方します。
また、斜視や斜位の子供に対しては、両眼で物を見る力を育てるために処方することもあります。
ブルーライトメガネ
ブルーライトとは、家の照明や車のライト、PCやスマホの画面などに使用されるLEDライトのなかに含まれている青いライトのことです。可視光線(人の目に見える光)の中で最も強い光と言われていて、角膜や水晶体で吸収されず網膜まで達します。
ブルーライトメガネを使用することで、ブルーライトをブロックできるとされていて、まぶしさやちらつき、ぼやけを軽減する効果もあります。
当院では近視用・遠視用・遠近両用・乱視用・プリズム眼鏡といった様々な処方に対応していますので、眼鏡ご購入をお考えの方は是非一度ご来院下さい。
上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。
一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
無断での記事転載はご遠慮ください。
本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。