754:カラーコンタクトは目に悪いの?
こんにちは、新宿東口眼科医院です。
夏に向けて暖かくなってまいりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
今回のメールマガジンのテーマは「カラーコンタクトは目に悪いの?」です。
◎カラーコンタクトは危険なの?
近年、カラーコンタクトはネット通販や量販店などで多く販売されています。処方箋がなくても簡単に購入することができ、度数の入ったレンズもあることから、ファッションの一部として取り入れている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。カラ-コンタクトは使用方法をきちんと守り、商品を正しく選べば目に悪いとはいえません。
しかし、間違った使用方法で装用したり、粗悪な商品を選んだりしてしまうと、目に悪影響を及ぼしてしまうことがあります。
◎カラーコンタクトを使うときに気を付けることは?
1.眼科での検査と指導を受けましょう
カラーコンタクトを買うときには眼科で処方箋をもらいましょうコンタクトレンズを目に入れてもいい状態かどうか、自分の目に合ったものかどうかを確認することができます。
また、カラーコンタクトを使用していて何か目にトラブルを感じたときは早めに眼科を受診してください。
2.長時間つけっぱなしは控えましょう。
レンズを長時間つけたままでいると、目が酸素不足になり、眼疾患の原因となります。最悪の場合失明の可能性もあります。寝るときは必ずレンズを外してください。
3.レンズとケースは清潔に!
レンズやケースを不潔にしていると、病原菌が目についてしまい眼疾患を引き起こす可能性があります。毎日のレンズケアをさぼらず行いましょう。
4.安全なカラーレンズを選びましょう。
量販店やネット通販で売られている安い製品の中には、国の安全基準を満たしていないものもあります。こういった製品は色落ちのリスクがあり、レンズの色素が目にダメージを与えてしまいます。目に酸素が入りやすいレンズを選びましょう。
カラーコンタクトをつけるとき使い方を守って安全に使用するようにしましょう。
また、目にトラブルなどを感じたときは早めにご相談ください。
●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
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●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。