746:二種類の点眼薬を使用する際の注意点
こんにちは。新宿東口眼科医院です。
花吹雪が舞うこの頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回のテーマは「二種類の点眼薬を使用する際の注意点」です。
■点眼の間隔
一度に何種類もの点眼薬が処方された際には、まとめてさすのではなく、基本的には一種類ずつ間隔をあけて点眼することが望ましいです。
複数の点眼薬を間隔をあけずに使用すると、先に使用した点眼薬が後から使用した点眼薬によって鼻や喉に流されたり、複数の点眼薬同士の成分が反応し合ったりして、効果に影響が出ることがあります。これらを防ぐために、5分以上の間隔をあけて点眼して下さい。
■点眼の順序
使用する順序や時間帯について医師より説明があった場合には、指示通りの順序・時間帯を守って点眼して下さい。医師から指示がない場合、一般的に水溶性点眼液→懸濁性点眼液(点眼する前に振るタイプ)→油性点眼液→ゲル化点眼液→眼軟膏という順番になります。
■点眼薬使用時の注意点
・点眼薬を使用する前は手をよく洗い、手指を清潔にしましょう。
・下まぶたを軽く下に引き、点眼するようにしましょう。
・点眼する時は目やまつ毛が容器に触れないようにしましょう。
・目の周りに落ちた点眼薬は目に入らないようにしましょう。
・点眼後は、まぶたを閉じ、目頭を軽く押さえましょう。目安は1分程度です。
・あふれた点眼液は、清潔なティッシュペーパー等でふき取りましょう。
・他の人の目薬を共用しないようにしましょう。
・懸濁型の点眼液よく振ってから使用しましょう。
・医師から指示された点眼回数は守りましょう。
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当てはまりません。
※ すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。