704:海外コンタクトレンズの購入は危ない?
こんにちは。新宿東口眼科医院です。
今回のメルマガのテーマは、「海外のコンタクトレンズ購入は危ない?」です。
コンタクトレンズは処方箋なしでも購入できるのでしょうか?
答えは「できる」です。
コンタクトレンズは医薬品ではなく、高度管理医療機器に含まれます。法律上、処方箋の提出は求められません。そのため、インターネット通販では処方箋がなくてもコンタクトレンズを購入することができます。
インターネットで購入できる海外のコンタクトレンズは、カラーコンタクトレンズや長期タイプのレンズ、使い捨てレンズなど様々あります。
海外のコンタクトレンズが一概に危険とは言い切れませんが、中にはコンタクトレンズの日本での承認基準を満たしていないコンタクトレンズも売られていますから購入の際には十分注意が必要です。日本の安全基準のクリアを示す「高度管理医療機器承認番号」がパッケージに記載されているかをご確認ください。
また、安全基準を満たしたコンタクトレンズでも間違った使い方をすることで眼疾患を引き起こす可能性もあります。
このようなことから、眼科を受診してご自身に合ったコンタクトレンズの処方をしてもらうこと、そして定期的な検診をおすすめしております。
☆以下の項目に1つでも当てはまるようであれば、自覚症状が無くとも眼科へ早めに受診をしましょう。
・1日12時間以上コンタクトレンズを装用している
・使い捨てレンズの期限を守らずに使用している
・コンタクトレンズをつけたまま寝てしまうことがある
・汚れた手でコンタクトレンズを触っている
・こすり洗いをせずにコンタクトレンズを保存している
当院では、コンタクトレンズの扱い方や保存の仕方などしっかりご説明させていただきます。お電話でのご予約や、インターネットからもご予約を承っておりますのでお気軽にご受診ください。
●上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談してください。
●一般の方向けですので医学用語が必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先させてください。