669:緑内障って治るの?
こんにちは、新宿東口眼科医院です。
今回のテーマは「緑内障って治るの?」です。
緑内障は、何らかの原因で視神経が障害され、視野(見える範囲)が狭くなる病気です。
根治することはなく一度欠けてしまった視野は元には戻りません。
しかし、進行を遅らせることが出来るため、治療が必要です。
緑内障になる原因は様々ですが、主な要因として眼圧の上昇があります。眼圧が上昇すると、視神経が圧迫されて傷ついてしまい、その部分の視野が欠けてしまいます。一度障害された視神経は回復することが難しいため、欠けた視野が元に戻ることはありません。
自覚症状のないまま進行してしまい、視野欠損部分が拡大し、末期には視力の障害が起きることもあります。ですので、進行しないように適切な治療、定期的な検査が必要です。
治療方法として薬物療法、レーザー治療、手術があります。緑内障の治療で重要なことは、眼圧を下げることです。眼圧をコントロールし、視神経の障害を防ぐことで、緑内障の進行を遅らせることができます。
緑内障は生涯通院が必要な病気です。自覚症状が無い状態での通院は難しいかもしれませんが、仕事や生活パターンを変えたりせず、焦らずに過ごすことが大切です。
早期発見、適切な治療が重要になりますので、眼科で定期検査を受けることをおすすめします。一人一人に合わせた治療を続けるためにも、主治医にご相談ください
当院の緑内障専門外来はこちら:https://www.shec.jp/disease/shec-glaucoma/
●上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談してください。
●一般の方向けですので医学用語が必ずしも厳密ではありません。
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●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。