665:コンタクトをしていいのは何歳から?
こんにちは、新宿東口眼科医院です。
今回のテーマは「コンタクトをしていいのは何歳から?」です。
まず初めにコンタクトレンズとは皆様お使いいただいている方も多いのでお分かりの方も多いとは思いますが、使用に当たって装用の仕方・装用時間の厳守・使用用途・お手入れの方法など様々な事を守ってもらい安全に使用しないといけないモノです。
昨今では処方箋フリーで購入可能でしたり、インターネット販売・市販されている海外のコンタクトレンズなど眼科で認められていない安全ではないものが多く広まってきていますが、コンタクトレンズは医療機器に分類されるものであってその中でも高度管理医療機器という患者様への侵襲度が高く人体へのリスクが高いという分類がされています。例を挙げるとコンタクトレンズはペースメーカーや透析器や人口心肺装置などと同じ分類がされています。
そのため、必ず医師の指導の元での診察と処方箋が必要になってきます。
先に結論から申し上げますと、コンタクトレンズをしても良い時期は“しっかりと自分で判断力を持てる”“正しく取り扱うことができるか”であり。
年齢の制限は時にされてはいません。
例えば、使用していて何かトラブルが生じた時に親に正直に伝えて眼科を受診出来るかどうか、眼鏡とコンタクトレンズで使用するに当たってしっかりと併用出来ているかどうかが1番大事になってきます。
初めてコンタクトレンズを使ってみたいという方は少なくないと思います。
「小学生のクラブで眼鏡だと危ないので…」
「中学生で部活動を初めて…」
という方を多く見てきましたが、誰でもすぐに処方出来ると言ったわけでなく、もちろん適切な現在の自身にあった眼鏡を持っていない状況でコンタクトレンズをしてしまうと視界のギャップに慣れず気分不良になってしまう方やコンタクトレンズを装用すると眼球圧迫が起こり顔面蒼白する方もいます。
お子様ですとさらにすぐに外界の何かしらに反応してしまい、アレルギー炎症がありコンタクトレンズを装用するにあたって相応しくない状況にて先に治療をしなければならない例も多くはありません。
コンタクトレンズは眼鏡と違って、ずれ落ちたりしない・視界良好・左右の屈折の差でも対応が可能などとメリットも多くありますが、コストが高かったり・使い方を一歩間違えると眼疾患にかかりコンタクトの使用が出来なくなったりなどデメリットもかなり多いです。
取り扱いも“安全に細心に”気を付けて使用していただくと眼疾患のリスクも低くすることができます。
初めてで尚且つ低い年齢からの使用はご本人様にとっても装用や取り扱いに恐いものがあると思いますが、注意を怠らなければ安全に使えるものとなっております。当院としても取り扱いのレンズの多さから個々にあったコンタクトレンズの提案から装用方法の指導でしたり取り扱いあたっての最終確認と丁寧に説明を行っておりますので、是非とも一度ご相談下さい。
当院のコンタクトレンズのHPはこちら:https://www.shec.jp/cl/
コンタクトレンズ診療はこちら:https://www.shec-reserve.com/reservations/calendar
上記は一般的な説明です。
症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。
- 一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
- 無断での記事転載はご遠慮ください。
- 本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。