636:結膜下出血ってなに?治療法は?
こんにちは、新宿東口眼科医院です。
今週のテーマは
「結膜下出血ってなに?治療法は?」です。
・結膜下出血とは
結膜下出血とは、結膜下の小さい血管が破れて出血したものです。
程度はさまざまで、黒目の横がわずかに赤くみえる程度のものから黒目の周囲が真っ赤で、
黒目の下の方には血が固まったようになるものまであります。
多少、目がごろごろすることもありますが、痛みなどはありません。
自覚症状がないことが多く、周りの人に指摘されて気付くケースがほとんどです。
充血とは違い、赤い線が増えるのではなく、赤く染まったように見えます。
・原因
なぜとつぜん結膜下出血がおこるのかははっきりしていませんが、結膜は強膜のうえにピンと張るのではなく、ゆるく余裕をもって覆っているので、 まばたきのときに結膜が引っ張られて結膜下出血をきたすのではないかと言われています。原因はさまざまで、くしゃみ・せき、過飲酒、月経、水中メガネの絞め過ぎなど些細なことでも出血する場合もあります。
症状
・治療法
多くの場合、出血は自然と1~2週間で自然に吸収されてきれいな白目に戻ります。
出血量が多い場合でも時間がかかることもありますが、必ず出血は吸収されますが、以下の場合は眼科を受診してください。
・眼外傷を受けた場合
・出血以外に痛みやかゆみ、眼脂を伴う場合
・ひんぱんに出血をくりかえす場合