625:目のストレッチ方法
こんにちは。新宿東口眼科医院です。
寒さもひとしお身にしみる頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回のテーマは「目のストレッチ方法」です。
~目の疲れについて~
目を使う作業を続けることによって、痛み・疲れ・充血・かすみ・まぶしいなどの症状や、頭痛・肩こり・吐き気など目以外の症状を伴い休息や睡眠を十分にとっても回復しない状態を「眼精疲労」といいます。
眼精疲労の主な自覚症状は目に関するものとして、目が重い、ショボショボする、目が痛む、疲れによる充血、かすみや視力の低下など。また眼精疲労は目以外でも、身体の痛み、胃痛や食欲不振、便秘などが起こることがあります。ひどい場合は目の裏側まで強い痛みや吐き気をもよおすほどです。さらに進行すると、眼精疲労はイライラや不安感、抑うつ、といった自律神経の症状へ発展することもあります。
眼精疲労はパソコン、テレビ、ゲーム、読書など目を酷使することによって起きるものだと考えられます。その他、眼の機能低下や他の病気によるものもあります。
眼精疲労の原因は多種多様です。
眼精疲労の改善や気持ちをリフレッシュさせるには目の周りの筋肉をほぐすストレッチが効果的です。
~ストレッチ方法~
・目を上下左右に動かす
目をゆっくりと上下左右に動かします。顔を正面に向けたまま動かさないようにするのがストレッチの際のポイントです。
・目を左右交互にウインク
左右交互にウインクします。慣れてきたらスピードを早めたり強めにウインクをしましょう。最後に両目をぎゅっと閉じて、パッと開いて終わりです。
・目をぐるぐる回す
目をゆっくりと右回りに数回回転させ、左回りも同様に回転させます。終わったら寄り目にして数秒間キープ。目を早く動かしてしまうと目がまわってしまう場合があるのでゆっくりと行うのがポイントです。
ストレッチで改善しない場合は目の病気の可能性もあるので、眼科の受診をおすすめします。
上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談してください。
●一般の方向けですので医学用語が必ずしも厳密ではありません。
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●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先させてください。