584:YAGレーザーとは?
こんにちは。新宿東口眼科医院です。
今回のテーマは「」です。
YAGレーザーとは後発白内障(白内障の手術を行った人に起きる特殊な白内障)を
治療するレーザーです。
白内障手術後、早いケースでは手術をして数週間後に発生することがあり、
遅いものでは手術後数年経ってから見られることもあります。
症状
眼内レンズを入れている膜(水晶体嚢)が濁ってくることが原因で、最初の白内障のようにくもったり、かすんで見えたりします。
少しずつ混濁が進行した場合には症状が分かりにくい場合もあります。
治療
後嚢が多少混濁しても視力に影響がなければ、そのまま放っておいて構いません。
白内障の手術後から点眼薬を使用することが予防になります。
もし後発白内障のために見づらさを感じるようになれば治療が必要になります。
YAGレーザーで水晶体嚢の後ろ側(見え方に関係する部分)の濁りを取り除きます。
後発白内障に対する治療は入院ではなく外来で行なうことができます。
レーザーを使って後嚢を切開しますが、数分で終了し、痛みもなく翌日にはもとの
視力に回復します。
料金は約5000円になります。
当院でも行っておりますので、お気軽にご相談ください。
※気になる点があった方は、新宿東口眼科医院にご来院頂ければ、検査の上、
担当医師が説明をさせていただきます。
一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
無断での記事転載はご遠慮ください。
本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※ すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。
- ウイルス感染症に対する当法人の取り組みについてご紹介をします。
当診療所にはアルコールを主成分とする手の消毒液を複数設置しており、ご自由にお使い頂けます。またウイルス殺菌効果のある弱酸性次亜塩素酸水を使う専用加湿器を複数台設置しております。
スタッフはマスクを着用させていただき、咳が出てマスクを付けていない患者様にはマスクをお渡ししております。
当診療所および機器の消毒を徹底し、常に換気をしております。
なお当診療所は通常通り診療を行っております。