506:プリズム眼鏡とは
こんにちは、新宿東口眼科医院です。
穏やかで過ごしやすい季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回のテーマは「プリズム眼鏡とは」です。
【プリズム眼鏡とは】
光を屈折させることにより、像を一定の方向にずらすことができる眼鏡です。
プリズム眼鏡は目のズレによる見え方を光学的に矯正する働きを持っているので、主に斜視・斜位による複視や眼精疲労を軽減させたい方に処方します。また、斜視・斜位の子供に対しては、立体的に物を見る力を育てる目的で処方されることもあります。
プリズム眼鏡をかけるメリットは、見た目の眼の位置を解決できる、複視や眼精疲労の軽減などがあります。
また、日常生活における見え方の質が良くなることが期待できます。
斜視の程度によっては、眼科でプリズムを入れられる範囲を超えている場合、フレネル膜というレンズを眼鏡の上に貼って対応することになります。当院ではフレネル膜の処方は行っておりませんので、必要であれば大学病院などへご紹介させていただく場合がございます。
プリズム眼鏡の処方にあたっては、斜視角の測定、必要なプリズム度数を決定する検査などが必要になるため、お悩みの場合はお気軽に当院へご相談下さい。
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