503:眼科ドッグ、健康診断で引っかかったら
こんにちは、新宿東口眼科医院です。
まだまだ暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回のテーマは、「眼科ドック、健康診断で引っかかったら」です。
健康診断や眼科ドックで眼科の受診を勧められたことはありませんか。再検査を勧められた項目が視力の異常なのか、緑内障なのか、その他網膜の異常なのかで眼科での検査内容が異なります。
□視力
近視、遠視、乱視の進行によるものなのか、その他の眼科疾患によるものなのか検査する必要があります。視力の低下は最も一般的な眼科主訴であり、かすみやものが見えづらいなどの自覚症状があります。そのため、「視力が落ちているだけだから大丈夫だ」と放っておいてしまうと、早期発見ができなくなり治療が難しくなってしまうケースも少なくありません。
□緑内障疑い(視野検査)
視神経乳頭陥凹拡大(ししんけいにゅうとうかんおうかくだい)などの緑内障の疑いがあると眼科での精密検査が必要となります。緑内障は自覚症状が出にくい疾患なので眼科で早期に疾患を見つけることが大切です。当院では、ハンフリー静的視野計、FDTスクリーナー以外にもゴールドマン視野計や光干渉断層計(OCT)等を装備しており緑内障専門医による丁寧な説明でご受診して頂けます。
□網膜(眼底検査)
網膜の中心部には視力に最も関係している部位もあります。糖尿病網膜症のような失明に至る病気もありますので網膜の所見を指摘された場合には早めに眼科受診をしましょう。当院では瞳孔を広げ眼の奥(眼底)を検査する眼底検査や網膜の断面の様子を検査するOCT(光干渉断層計)等で検査を行います。網膜・硝子体専門外来も設けており、専門医もいるのでより専門的な診察が可能です。
まずは眼科受診をしてみないと原因はわかりません。健康診断の結果を持って眼科受診をしてみましょう。お気軽にご相談下さい。