500:緑内障の人がつかってはいけない薬はある?
こんにちは。新宿東口眼科医院です。
今回のテーマは「緑内障の人がつかってはいけない薬はある?」です。
風邪薬や花粉症に使われるお薬の中には、眼圧を上昇させ、緑内障の症状を悪化させてしまうものがあります。
中でも抗ヒスタミン薬、抗コリン薬を含む薬は風邪薬、アレルギー薬に含まれていることが多く房水の排出をさらに悪くさせ眼圧を上昇させてしまうので注意が必要です。
しかしながら、すべての緑内障の患者さんが風邪薬を飲めないわけではありません。
特に注意が必要なのは、閉塞隅角緑内障(または狭隅角緑内障)と言われるタイプの方は眼圧が上がってしまいます。
その他の薬や閉塞隅角緑内障の以外の方でも、注意が必要なお薬がありますので診察時、医師にご相談下さい。
・上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい
・一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
・無断での記事転載はご遠慮ください。
・本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。