493:眼科で処方されるコンタクトレンズはなにが違うの?
こんにちは。新宿東口眼科医院です。
7月に入り、蒸し暑い日々が続いていますね。体調は崩されていませんか?体調管理を怠らずに、素敵な夏を過ごしてください。
さて今週のテーマは、「眼科で処方されるコンタクトレンズは何が違うの」です。
コンタクトレンズは、「高度管理医療機器」です。「高度管理医療機器」とは、副作用や機能障害などの不具合が生じた場合、人の生命および健康に重大な影響を与えるおそれがあり、適切な管理が必要とされる医療機器のことを指します。コンタクトレンズも使い方を誤ると、様々な眼の疾患の原因となるため、ペースメーカーや人工呼吸器などと同様、高度管理医療機器として位置づけられています。
コンタクトレンズは、角膜(黒眼)に直接のせて使用し、近視や乱視、遠視を補正するため、自分の眼に適した度数や素材、レンズカーブ、サイズなどを選ぶ必要があります。自分の眼に適したコンタクトレンズを処方できるのは眼科医だけです。眼科を受診することで、自分の視力や角膜のカーブだけでなく、眼疾患の有無や健康状態、涙の量やコンタクトレンズの動き、使用目的や使用環境など総合的に判断して眼科医が適したコンタクトレンズを処方します。自分の眼に合っていないコンタクトレンズを使用したり、使用方法、ケア方法を間違えたりすると、角膜浸潤や角膜びらんなどの様々な眼の疾患を引き起こす原因となります。
当院では、眼科専門医が詳しい診察をして、患者様のご希望を伺いながら、患者様の眼に合う素材やベースカーブ、度数のレンズを処方しています。初めてコンタクトを使用される患者様には、付け外しの練習、正しい使用方法やケア方法のご説明もしております。また隣接のコンタクトレンズ販売店「Jコンタクト」があり、返品、交換などの保証制度も充実しています。
コンタクトレンズをご購入される際は、眼科を受診し自分の眼に適したコンタクトレンズを処方してもらいましょう。