490:眼瞼下垂とその治療について
こんにちは。新宿東口眼科医院です。暑い日が多くなってまいりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。今回のメルマガでは眼瞼下垂とその治療についてご紹介します。
◎眼瞼下垂ってどんな病気?
眼瞼下垂とは、簡単に言うとまぶたが垂れ下がった状態のことです。まぶたの筋肉または神経の異常によって引き起こされます。目を普通に開いた際、まぶたが瞳孔(黒目の部分)にかぶさってしまい、まぶたを上まであげられなくなる疾患です。
◎主な原因は?
一般的に眼瞼下垂は先天性のものが多く、眼瞼挙筋という筋肉の形成不全などで起こります。片眼性の場合が多く、遺伝することもあります。
後天性の眼瞼下垂は加齢による筋力低下、皮膚のたるみによって引き起こされます。しかし最近では、目を酷使する行為やコンタクトレンズの長期装用、アレルギー疾患、過剰なアイメイクによってまぶたをこすることで皮膚が弛緩してしまうことも少なくありません。
◎どんな治療法があるの?
神経損傷の場合は医師と相談の上で外科手術を受けます。手術にはいくつか方法があり、皮膚だけを切除する方法や、まぶたの中の眼瞼挙筋腱膜を短くして縫い付けることで引き上げる力を回復する方法などがあります。また、アレルギー疾患による場合は抗ヒスタミン剤またはステロイド剤を服用します。
気になる症状がございましたらはやめの受診をおすすめします。
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