489:異物感があるときの対応策
こんにちは、新宿東口眼科医院です。
じめじめとした梅雨の季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今週のテーマは【異物感があるときの対応策】です。
日常生活で見られる眼のトラブルの中で、目に異物感があるときの対応策についてです。
目にはホコリやゴミなどの異物が入りやすいため小さな物でも痛みを感じたり異物感を覚えます。
早く取り除きたいところですが、自分で取って良い場合と眼科を受診すべき場合に分かれます。
◎ ぶつけた・花粉症など、異物があるわけではありませんが異物感を感じる場合があります
・ 原因がわからない時にはそのまま病院へ
・ ゴロゴロ・腫れ・かゆみ・痛みがある場合も病院へ
◎目に異物が入ってしまった場合
・鉄粉や鉄片・・・流水で2~3分洗眼して病院へ
・酸性やアルカリ性の洗剤
ヘアカラー(毛染め剤)
熱湯、熱い油
石灰(運動場で使うライン引き用の白い粉)
農薬
・・・流水で5分以上洗眼してから病院へ(成分表記のされているもの・容器など持参して医師に確認してもらう)
・異物が目に刺さってる・・・自分では抜かずにそのままの状態で病院へ
◎目薬・流水を使って異物を取り除く
・ まばたきを何度か繰り返し、涙の洗浄機能で異物を流しだす(涙が少ない場合は目薬を点眼しましょう)
・ 水を溜めた洗面器に顔をつけて水中でまばたきを繰り返す
眼に異物が入った際、手でゴシゴシこすると角膜に傷がつき視力障害を起こす場合があります。
眼はこすらないよう気を付けましょう。
- 上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。
●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。