466:初めてのコンタクトレンズ、処方の流れ
皆様いかがお過ごしですか、新宿東口眼科医院です。
今回のメルマガ「初めてのコンタクトレンズ、処方の流れ」です。
コンタクトレンズ処方の流れ
コンタクトレンズは、高度管理医療機器です。また、メガネと違い、角膜の上にレンズを直接のせて使用するので、医師の診察・処方を受けることが大切です。
また、初めてのコンタクトレンズは、個人差があり予想外に時間がかかる場合があります。時間に余裕をもってお越しください。
- 視力検査
裸眼視力・検査レンズによる矯正視力・メガネをお持ちの方はメガネをかけての視力・コンタクトレンズをつけてきた方は、その視力も測ります。
- 診察
医師が目の健康状態をチェックし、コンタクトレンズを装用しても大丈夫な目であるかを判断します。また必要に応じて、涙液検査、角膜内皮細胞検査を行います。
- 問診
コンタクトレンズの使用が医師に許可されたら、レンズを選びます。たくさんの種類の中から、その方に合うレンズを選ぶために、担当者からいくつか問診をさせていただきます。
- どのような目的で使用しますか?
- アトピーなどのアレルギーはありますか?
- メガネは持っていますか?
- 「コンタクトレンズを使うのだから、メガネは必要ないのでは?」と疑問をもつ方がいるかもしれませんが、もし目にトラブルが起こればレンズを入れられません。また、レンズの装用時間が長くなると角膜の酸素不足により、健康な目でも疲労してしまいます。目を休ませるために「外出時はコンタクトレンズ、帰宅したらメガネ」というように、上手に使い分けましょう。
- 装用
その方の目に合うと思われるコンタクトレンズを、実際に装用してもらいます。
- 診察でフィッティングをチェック
装用したレンズが、その方の目に「なじんでいるか」を医師がチェックします。
- 度数の決定
医師が目に合っていると判断したら、レンズ度数の微調整を行います。
- 装脱(つけはずし)練習・ケア方法の説明
初めてコンタクトレンズを使う方には、つけ方とはずし方を練習していただきます。また、レンズのケア方法も説明いたします。
当院でのコンタクトレンズ処方は、このような流れになっております。その方の目の状態によっては、ご希望に沿えないこともあります。あらかじめご了承ください。解らないことがあれば、気軽にスタッフにお尋ねください。
●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
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●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。