453:目が疲れる原因
こんにちは、新宿東口眼科医院です。
段々と涼しくなり過ごしやすくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
本日のテーマは「目が疲れる原因」についてです。
目の症状としては、目が疲れる・ぼやける・かすむ、目が痛い、充血する、目が重い・しょぼしょぼする・まぶしい・涙が出る。体の症状としては、肩こり・倦怠感・頭痛・めまい・吐き気などがあります。
☆疲れ目の原因
①視力矯正が不十分
近視、遠視、乱視、老眼の症状があるにも関わらず、適切に矯正せずにいると疲れ目の原因となります。また、眼鏡やコンタクトレンズの視力矯正器具の度数が合っていないと、目が疲れる原因となります。
②目の筋肉「毛様体筋」が疲労している
眼球の中には「毛様体筋」という、筋肉があります。
スマホやパソコンを見る際には、近くにピントを合わせるために毛様体筋の調節を行っているのですが、目を酷使することでこの毛様体筋に負担がかかってしまいます。
③ドライアイ
涙は目がスムーズに機能するために大切な働きをしていますが、涙が少なくて目が乾いている状態だと、必要以上に目に負担がかかり、疲れを引き起こすことがあります。
☆対処法
①目をしっかり休める
・スマホやパソコンをよく見ている方は、定期的に目を休める。
・遠くを見たり、目を動かして目の緊張を和らげる。
集中するとまばたきを忘れてしま
うので、意識的にまばたきをしましょう。
②目を温める
・濡らしたタオルをレンジで温めて蒸しタオルを作る等して目を温め、周辺の血行を良くしてください。目を温める際に市販のホットアイマスク等をご使用になるのもおすすめです。
③マッサージで肩などをほぐし、血行の改善をしてみてください。
☆当院でできること
①屈折矯正のご相談
・近用眼鏡(老眼鏡)を作成されることで疲労が改善される場合があります。
・近用眼鏡以外でも、現在使用されている眼鏡・コンタクトレンズを適切な度数へ調整することによって疲労が改善する場合があります。
②アイホットを用いて目を温め、血行を良くする。
- 上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。
- 一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
- 無断での記事転載はご遠慮ください。
- 本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。