385:視力が低下したら、どうすれば良いのか?
こんにちは。新宿東口眼科医院です。
清々しい5月晴れが心地よい季節になりました。過ごしやすい季節になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回のテーマは「視力が低下したら、どうすればいいのか」です。
視力低下と一言でいっても、突発的なのか、それとも徐々に悪くなってきているのかで大きく違います。
【原因】
視力低下の原因は大きく二つに分けられます。
1)屈折異常による視力低下
2)眼疾患による視力低下
【治療】
1)屈折異常による視力低下
→屈折異常とは、近視、遠視、乱視などの事を言います。このように屈折異常で視力低下した場合は、眼鏡またはコンタクトレンズでの矯正で視力回復ができます。
ただ、一時的なものなので、眼鏡やコンタクトレンズをはずせば、見づらいままとなります。
2)眼疾患による視力低下
→眼疾患といっても様々ありますが、代表的な眼底出血、加齢黄斑変性と白内障についてです。眼底出血は、目の中で出血するため急激に重度の視力障害を起こします。
手術などで、出血した血を取り除くことができないので、自然に血がなくなるまで待つ必要があります。
加齢黄斑変性や白内障は、徐々に視力低下などを起こします。
加齢黄斑変性では、抗VEGF抗体療法という注射による治療法があります。
白内障は、水晶体の濁りをとる白内障手術があります。
抗VEGF抗体療法も、白内障の日帰り手術も当院にて日帰りで行っております。
抗VEGF抗体療法は、月曜日と水曜日に行っており、白内障手術は月三回月曜日に行っております。
一度診察をしてから、抗VEGF抗体療法は、早くて一週間ほどで、白内障手術は、早くて一ヶ月程で行うことが出来ます。
●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
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●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。