368:緑内障目薬点眼時の注意
こんにちは。新宿東口眼科医院です。
まだまだ寒い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今週のテーマは「緑内障目薬点眼時の注意」です。
1.緑内障の治療としては、眼圧を下げる目薬をさすことが一般的です。
その緑内障目薬の副作用として点眼液がまぶたに色素が沈着したり、まつ毛が伸びたり充血したりする事などがあります。そこで、それらを防止するためには、点眼後、目のまわりをティッシュで拭いていただいたり、洗顔すれば沈着物がある程度取れますので入浴前に点眼していただくことをお勧めします。
2.その他の注意点
1)時間と回数を守るようにしてください。
2)容器の先端が目に触れないようにしましょう。
3)2種類以上の目薬をさすときは、間隔を5分以上あけてください
3.その他の一般的な目薬使用時注意点
1)保管するときは、高温、直射日光、凍結を避け、室温で保存してください。
2)お薬の成分がソフトコンタクトレンズにわずかに吸着することがあります。ハード
コンタクトレンズへの吸着は報告されていません。
3)点眼後異常を感じたら、すぐに医師または薬剤師にご相談ください。
●上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談してください。
●一般の方向けですので医学用語が必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも
当てはまりません。
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先させてください。