362:眼鏡合わせの流れについて
こんにちは、新宿東口眼科医院です。
忙しくなる師走に入りましたが、いかがお過ごしでしょうか。
今週のテーマは「眼鏡合わせの流れについて」です。
■来院時の流れ
1裸眼になって頂き、レフケラトメーターで大まかな視力と角膜の曲率を測り、オートノンコンタクトトノメーターで眼圧を測ります。
2レフケラトメーターで出た値をもとに視力検査をし、どのくらいの度数が必要か、乱視はあるのか等を確認します。
3用途に合わせて度数を決め、決めた度数を入れた検眼枠をかけたまま10~15分待合室で自然に過ごしていただき不便がないか確認します。
4PD値(瞳孔間距離)を測定します。これは瞳孔の中心とレンズの中心がぴったり合うようにするためです。
5最後に、裸眼の状態で医師の診察を受けて頂き、眼に異常がないか確認します。
6お会計時に処方箋をお渡しいたします。
■今までお使いの眼鏡をご持参下さい
・お持ちの眼鏡の度数がわかると、強すぎず弱すぎない度数がスムーズに決められます。
・今までの経過が分かり、どんな場面で不便を感じるのか、どんな時にどの程度見えるようにしたいのか、という相談が詳しくできます。
■眼鏡の処方箋を持ってJコンタクトへ
当日の眼の状態に合わせて度数を決めています。時間帯や日によって状態は変わりますので、時間が経って眼鏡を作ると「なんだか合わない」ということも起こ りますので、是非その足で併設の販売店「Jコンタクト」へお持ち下さい。Jコンタクトでは作り変え・メンテナンスなどの保証の他、現在は12月末までのお 得なセールも行っております。
■ 眼科で処方することのメリット
眼科での処方は実際にその度数をかけてテレビ・PCを見たり、雑誌を読んでみることで普段の生活に近い状態で、無理なく眼鏡を使用できるかがわかり、あとで「やっぱり度が合わなかった」というトラブルを回避することができます。
また、眼科医が眼の状態を確認することで、他に眼の病気が潜んでいないか、視力の低下や疲れ眼の原因が実は眼鏡が原因ではなく、緑内障や白内障、糖尿病網膜症、加齢黄斑変性、網膜剥離、ぶどう膜炎といった病的なものが原因であった。なんていうこともわかるので安心です。
当院では近視用・遠視用・遠近両用・乱視用・プリズム眼鏡といった様々な処方に対応していますので、眼鏡ご購入をお考えの方は是非一度ご来院下さい。
●上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。
●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。