360:アイラインはどこまで引いていいの?
こんにちは。新宿東口眼科医院です。
寒さが身にしみる毎日ですが、皆様お変わりありませんか。
今回のテーマは「アイラインはどこまで引いていいの?」です。
女性誌などでは「目が大きくはっきり見える」として、まつ毛のあいだを埋めるようにアイラインを塗ったり、まぶたの際の粘膜にアイシャドーを塗る化粧法が紹介されています。
しかし、まぶたの際にアイラインやアイシャドーを塗る化粧法がドライアイなどの病気を引き起こす可能性が高いことが日本コンタクトレンズ学会で発表されました。
まぶたのふちには目を保護する油を出す分泌腺があり、この腺が化粧でふさがれることにより、涙の層が部分的にはげたり、厚さが不均一になり目のかすみや痛 みを生じるドライアイの状態になりやすくなることがわかりました。また、粘膜の部分に化粧を繰り返した結果、皮膚炎やまつ毛の脱毛などを起こした例もありました。
(独立行政法人国民生活センター くらしの危険
286 より)アイライン等のアイメイクの化粧品は、使い方によっては眼に悪影響を及ぼす可能性があります。
アイラインは粘膜には引かないこと、またアイシャドーも目の中や粘膜に付着しないように気をつけるようにしましょう。
また、化粧をした後はしっかりとクレンジング剤で落とすようにしましょう。
眼の状態が心配な方は、お気軽に新宿東口医院(03-5363-0507)にご相談ください。