縮瞳薬について | 新宿駅東口徒歩1分の眼科|新宿東口眼科医院
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343:縮瞳薬について

こんにちは。新宿東口眼科医院です。いよいよ暑くなってまいりました。
くれぐれも熱中症などにはお気をつけください。今回のテーマは「縮瞳薬について」です。

◆縮瞳とは
縮瞳とは、何らかの疾患や薬物、外傷によって瞳孔(くろめ)が過度に縮小する現象のことです。
別名を瞳孔括約といいます。通常、瞳孔は周りが明るいか暗いかで大きくなったり小さくなったりしますが、眼科では縮瞳を薬によってわざと起こすことがあります。
ここではその縮瞳を起こす薬についてご紹介します。

◆緑内障における縮瞳薬のはたらき
縮瞳薬が眼科で使われる代表的な事例として、緑内障が挙げられます。
緑内障では、多くの場合眼圧を下げる治療が第一選択です。
下に眼圧上昇のメカニズムを示します。

このように、隅角が閉塞している場合は房水が眼の中から流出できないため眼圧が上昇しやすくなっています。つまり、この隅角を開放させると房水の流出が促進され、眼圧下降が期待できます。

◆縮瞳薬
働き:緑内障において眼圧をコントロールするために用いられる薬です。
副交感神経を刺激することで瞳孔括約筋が収縮し縮瞳が起こります。
同時に毛様体筋も収縮し隅角が拡大します。すると繊維柱帯が開くので房水の流れが促進されます。房水が流れ出ることにより眼圧を低くコントロールできます。

●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。


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新宿東口眼科医院は、12/31~1/3を除き年中無休で診察しております。
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