303:花粉症で処方される目薬
こんにちは、新宿東口眼科医院です。
まだ暑い日もありますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。お体ご自愛くださいませ。
今月は「花粉症で処方される目薬の種類」です。
花粉症の対処法 花粉症の症状が出たら、抗アレルギー作用をもつ目薬を用いた治療が主に行われますが、
かゆみなどの症状が強いときは、ステロイドを含む目薬が使われることもあります。
・抗ヒスタミン点眼液
ヒスタミンがヒスタミンの受容体と反応するのを妨害してアレルギー反応を抑えようとするものです。
・抗アレルギー点眼液
アレルギー反応の発症に関与する体内物質ヒスタミンとその受容体との結合を阻害し、
かゆみや充血などのアレルギー症状を抑える効果のある点眼薬です。
・ステロイド点眼薬
合成副腎皮質ホルモン(ステロイド)製剤で、抗炎症作用や抗アレルギー作用をもち、
目の様々な炎症を抑える点眼薬です。ステロイドは、症状を抑える効果は強いのですが
副作用として眼圧上昇を起こすことがあるので眼科に通院しながら注意深く使う必要があります。
ステロイドは症状を抑える効果は強いのですが副作用として眼圧上昇を起こすことがあるので眼科に通院しながら注意深く使う必要があります。花粉症の症状が気になるようでしたら、ぜひ当院にお越しください。
●上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。?
●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
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●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。