ルテインとは | 新宿駅東口徒歩1分の眼科|新宿東口眼科医院
ご予約・お問い合わせはお電話でお気軽にどうぞ

メールマガジン

249:ルテインとは

こんにちは新宿東口眼科医院です。連日残暑の厳しい日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回のテーマは「ルテインとは」です。

1. ルテインとは
ルテイン(Lutein)とは強い抗酸化作用を持つカロテノイドの一種で、ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜に多く含まれる成分です。人間の体内器官や皮膚にも存在し、乳房や子宮頚部に多く存在することが知られています。
私たちが物を見るとき、映像は角膜、前房、水晶体、硝子体を通り、網膜黄斑部へ投影されます。特に眼の水晶体と黄斑部に存在する主要なカロテノイドはルテイン(Lutein)とゼアキサンチンであるため、これらの部位が正常に機能するために重要な働きを果たしています。ルテインは、網膜全体と水晶体に多く含まれ、一方のゼアキサンチンは、網膜の黄斑部と水晶体に含まれます。
米国ハーバード大学のハンキンソン教授の研究では、ルテインの豊富なホウレンソウをたくさん食べることで、白内障の発生率が大幅に低くなったことを確認しています。また、ハーバード大学のセッドン博士が発表した研究によると、ルテインを日常的に摂取したグループは、ほとんど摂取していなかったグループに比べて黄斑変性症の発生率が43%も低かったというデータがあります。
ルテインが減少することで、太陽光線の影響を受け、視力低下や眼の病気を引き起こしやすくなるといわれています。近年の研究により、水晶体・黄斑部のルテインの量が少なくなると、白内障・加齢黄斑変性(AMD)といった眼病の要因になりえるともいわれるようになりました。そのため最近では、ルテインは、目の健康補助食品・サプリメントとして注目されています。体内のルテインは、加齢や、紫外線を浴びたり、煙草を吸ったりすることで少しずつ消費され、減少していきます。ルテインは体内で生成できないため、日々の食事を通じて継続的に摂取することが大切です。

2.ルテインが効果があるといわれている病気
①加齢性黄斑変性

加齢黄斑変性症は網膜中央の黄斑部が加齢によって破壊されて、ものが正常に見えなくなる疾患で、高齢者 の失明原因のひとつです。治療法はレーザー光固術、光線力学療法、抗VEGF薬、ステロイド薬の注射が主流となっています。ルテインを摂取することによって、黄斑と網膜のための大切な要因である黄斑色素濃度を高めることができるといわれています。

②白内障

白内障とは水晶体(レンズ)が濁る病気です。白内障は進行すると手術が必要になります。水晶体のにごりを取り除き、人工の水晶体である眼内レンズを移植する手術を行います。網膜や視神経、角膜などの他の部分に問題がなければ、視力低下の回復が期待できます。
ルテインを外から補うことによって、もともとあった働きを再強化し、白内障を改善する効果があると言われています。
★当院の併設のJコンタクトでは
ルテインを含むサプリメント
「サンテルタックス15」(\4,830)「サンテルタックス20」(\3,990)
http://santen-suppli.com/shop/
を取り扱っております。サンテルタックスをご希望の場合は医師にご相談ください。

●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。


診療時間

新宿東口眼科医院は、12/31~1/3を除き年中無休で診察しております。
休日(土曜/日曜/祝日)も診療している一般眼科です。
月~金 日・祝
11:30-13:45
15:00-19:30
=11:00-13:45/=15:00-19:00
=11:00-18:00(昼休みなし)
午前中の受付は診察開始10分前から行っております。

アクセス

TEL 03-5363-0507
住所 東京都新宿区新宿3-25-1 ヒューリック新宿ビル9階
最寄り駅 JR新宿駅東口 徒歩1分
丸の内線新宿駅B11出口
新宿東口眼科医院は新宿東口スタジオアルタから3軒目、1階にauが入っているビル9Fにあります。
1Fみずほ銀行新宿支店左脇にビル入口があります(地下鉄B11出口直結)。
ビル入口は休日(土曜、日曜、祝日)でも開いています。
1Fビル入口からエントランスホールを直進すると、自動ドアの奥にエレベータホールがあります。
エレベータで9Fまでお越しください。
※車椅子、その他介護の必要な方はご一報下さい。また、お車でお越しの際、到着しましたら、ご一報下さい。

サイト内を検索