市販の点眼薬と処方された点眼薬の違い | 新宿駅東口徒歩1分の眼科|新宿東口眼科医院
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231:市販の点眼薬と処方された点眼薬の違い

こんにちは。新宿東口眼科医院です。 すっかり暖かくなり、春らしくなってきましたがみなさんいかがお過ごしでしょうか。 今回のテーマは「市販の点眼薬と処方された点眼薬の違い」です。 市販の目薬は医師の目が行き届かないので、成分の選択や濃度調整には副作用がほとんど出ないような配慮が加えられていますので、安全性は高いものの、効きは弱くなっているのです。 市販の点眼薬の成分を大別すると、黒目の表面すなわち角膜を保護する成分、炎症を抑える消炎剤、血管を収縮させる成分、抗菌剤、表面麻酔剤となります。その他に爽快感を出すためだけの成分が含まれているものもあります。 このうち、角膜保護成分、消炎剤については、医療機関で処方されるものよりも薄い濃度でしか配合されていません。血管を収縮させる成分は短時間で充血をとるので、美容的な理由で一時的に使用することはやむを得ませんが、充血の根本原因を治していることにはなりません。また、市販の一般点眼薬では治療できない場合もあります。さらに、点眼薬で症状を隠してしまい、重篤な病状に進展する可能性もありますので、注意が必要です。 ほとんどの目薬には開封後も長期間保存できるように、菌の繁殖を防ぐための防腐剤が入っています。涙がたくさんある健康な目であれば、防腐剤は涙と一緒に洗い流されるので問題はありません。しかし、防腐剤が入っている目薬は、眼の乾きや充血が気になるからといって何回も点眼してしまうと、防腐剤が目への刺激となって、炎症をひどくさせたり、乾きを悪化させたりすることがあります。 医師の診断を受けて処方される目薬は、症状に対し高い効果を発揮する薬物が十分な濃度で調整されていることから、市販の目薬に比べ得られる効果や効能は高くなります。 しかし、近年は市販の点眼薬を製造しているメーカーからも、防腐剤フリーの点眼薬が発売されるようになってきました。副作用が気になる方は、防腐剤フリーの点眼薬を選ぶことにより、症状が軽減される可能性があります。ただし、症状があまり改善されない、悪化したなど、少しでも気になることがあれば、すぐに眼科を受診しましょう。 眼科で処方される防腐剤が入っていない目薬もございます。 市販の目薬でドライアイ用として販売されているものの多くは、渇きを一時的にしのぐ目的で 作られていますので、最初は眼科で診察を受け、適切なものを処方してもらう事をお勧めします。ドラッグストアなどで販売されている目薬は、たくさんの人が処方箋なしでも利用出来るものなので、万人に効果が得られるように作られているのです。ですが、眼科で処方されるものは、個人の状態を確認した上で処方されるので、よりその人にとって効果が高いと思われるものを選択してもらえるでしょう。 ●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。 ●無断での記事転載はご遠慮ください。 ●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。 ※すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。

診療時間

新宿東口眼科医院は、12/31~1/3を除き年中無休で診察しております。
休日(土曜/日曜/祝日)も診療している一般眼科です。
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11:30-13:45
15:00-19:30
=11:00-13:45/=15:00-19:00
=11:00-18:00(昼休みなし)
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アクセス

TEL 03-5363-0507
住所 東京都新宿区新宿3-25-1 ヒューリック新宿ビル9階
最寄り駅 JR新宿駅東口 徒歩1分
丸の内線新宿駅B11出口
新宿東口眼科医院は新宿東口スタジオアルタから3軒目、1階にauが入っているビル9Fにあります。
1Fみずほ銀行新宿支店左脇にビル入口があります(地下鉄B11出口直結)。
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