205:眼軟膏の点入について
こんにちは。新宿東口眼科医院でございます。
残暑も少しずつ和らいで過ごしやすい季節になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回のテーマは「眼軟膏の点入について」です。
眼軟膏は、その効き目の範囲からまぶたの病気や角膜・結膜の病気に使われます。点眼薬よりも薬の成分を目の表面に長くとどめ、効果を高めるために必要な剤形です。
炎症や痛みを抑えるものや、細菌を殺す軟膏などがあります。
●つけかた
①手を石鹸でよく洗ってください。
②鏡を見ながら、下まぶたを軽く引き、チューブの先がまぶたやまつげ、
眼球に触れないように注意しながら、チューブを少し押して下まぶたに薬をつけます。
③目を閉じ、軟膏が溶けて全体に広がるまで少し待ちます。
眼の外にあふれた軟膏は清潔なガーゼやティッシュで拭き取ってください。
可能ならば清潔な綿棒にチューブから軟膏を少し取り、下まぶたに薬をつけてもよいでしょう。
当院のHPにもやり方が載っているので見てみてください。
●注意点
使用後、一過性あるいは数分間の間、目がかすむことがあります。明瞭に見えるまで、
視力が要求される作業などは避けてください。
主な副作用として、目のかゆみ、眼瞼(まぶた)のはれ・発赤、眼瞼炎(まぶたのただれ)、
結膜充血、眼痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、
担当の医師に相談してください。
目に症状があらわれたら、是非当院へ起こしください。スタッフ一同心よりお待ち申し上げております。