※記載内容はあくまで一般的なもので、実際の治療法、治療薬、検査等に関しては、全てご担当した医師が決定するため、記載内容と一致するとは限りませんのでご理解の程宜しくお願い致します※
サルコイドーシスの症状・原因の説明です。
サルコイドーシスとは
サルコイドーシスは、身体のリンパ節やいろいろな臓器に結節という腫瘍のような塊ができる病気です。全体のサルコイドーシスの患者の30~40パーセントに、目の症状が出るといわれます。全身症状としては、胸部X線検査で発見できる両側肺門リンパ節の腫脹の他、涙腺・唾液腺、皮膚、心筋などにもみられることがあります。特殊型では、急性発熱、顔面神経麻痺、耳下腺腫脹などを生じることもあります。
サルコイドーシスの合併症
慢性の病気で、症状が長引いたり、再発をくり返すと、白内障や緑内障、嚢胞様黄斑浮腫を合併し、視力が低下します。高度な視力障害を伴うこともあります。
サルコイドーシスによる眼の症状
主な眼症状としては、両眼に生じるぶどう膜炎が上げられます。角膜の後面に白い沈着物を伴うのが特徴です。硝子体にも混濁が認められ、雪球や 真珠の首飾りのような形の混濁となります。また自覚症状として飛蚊症もあります。
サルコイドーシスによって影響を受ける器官
サルコイドーシスによって最も影響を受ける器官は肺です。サルコイドーシスは肺に炎症を起こし、いずれは瘢痕化や嚢胞の形成を引き起こすので、せきや息切れが生じます。幸いなことに、このような進行性の瘢痕化はめったに起こりません。重症の肺疾患はいずれ右心室の働きを弱め、肺性心を起こします。
サルコイドーシスは、病変の部位によって その他の器官にも影響を及ぼすことがあります。詳しい検査をご希望の場合は、医師にご相談下さい。
サルコイドーシスの診断
角膜後面の沈着物、雪球状の硝子体混濁等の眼症状が見られた場合には、まず サルコイドーシスを疑います。その他、胸部X線検査、ツベルクリン反応により確定診断をします。
サルコイドーシスの治療
眼症状が出ている場合、ステロイド薬や散瞳薬の点眼を行います。全身症状に関しては、病変部位にあった治療や経過観察を行います。
関連疾患
上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。
医師のご紹介
院長新川 恭浩(日本眼科学会認定 眼科専門医)
常勤長谷川 二三代(日本眼科学会認定 眼科専門医)
所属学会
日本眼科学会、日本弱視斜視学会、日本神経眼科学会経歴
平成4年 帝京大学医学部卒業
帝京大学医学部麻酔科学教室入局
平成6年 東京警察病院麻酔科派遣勤務・麻酔標榜医取得
平成7年 帝京大学医学部眼科学教室入局
平成9年 社会福祉法人 聖母会 聖母病院派遣勤務
平成12年 日本眼科学会眼科専門医取得
平成14年 聖母病院眼科医長
平成15年 医学博士取得
平成27年 社会福祉法人 聖母会 聖母病院退職
令和2年4月~ 新宿東口眼科医院 常勤医師就任
主な論文
眼科臨床医報 第91巻 第4号(1997年4月)学校における眼外傷の後遺症について
眼科臨床医報 第99巻 第5号(2005年5月)白内障術後に周期性が消失した周期性上下斜視の1例
帝京医学雑誌 第26巻 第3号(2003年5月)間歇性外斜視に対する遮蔽試験における眼球運動の定量的解析
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眼の病気について
診療時間
新宿東口眼科医院は、12/31~1/3を除き年中無休で診察しております。休日(土曜/日曜/祝日)も診療している一般眼科です。
月~金 | 土 | 日・祝 | |
11:30-13:45 | ● | ▲ | ● |
15:00-19:30 | ● | ■ |
▲=11:00-13:45/■=15:00-19:00
● =11:00-18:00(昼休みなし)
午前中の受付は診察開始10分前から行っております。
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アクセス
TEL | 03-5363-0507 |
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住所 | 東京都新宿区新宿3-25-1 ヒューリック新宿ビル9階 |
最寄り駅 | JR新宿駅東口 徒歩1分 丸の内線新宿駅B11出口 |
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