※記載内容はあくまで一般的なもので、実際の治療法、治療薬、検査等に関しては、全てご担当した医師が決定するため、記載内容と一致するとは限りませんのでご理解の程宜しくお願い致します※
症状
動かすつもりはないのに、勝手に眼球が左右または上下に揺れたり、回転するように動くなどの症状があります。
他人から見ても黒目の部分が震えているように見えますが自覚症状としては特に感じません。
たいてい先天性のものが多く、弱視などを伴うことも多いですが、人によって程度が異なります。自覚はありません。
後天的なものになると、めまいを伴うことが多く、動揺視を自覚します。
内耳障害や、身体をコントロールしている中枢神経や身体のバランスをとるための平衡神経の病気によって眼振が引き起こされると言われています。
このとき、めまいを伴うことが多いです。
他人から見ても黒目の部分が震えているように見えますが自覚症状としては特に感じません。
たいてい先天性のものが多く、弱視などを伴うことも多いですが、人によって程度が異なります。自覚はありません。
後天的なものになると、めまいを伴うことが多く、動揺視を自覚します。
内耳障害や、身体をコントロールしている中枢神経や身体のバランスをとるための平衡神経の病気によって眼振が引き起こされると言われています。
このとき、めまいを伴うことが多いです。
種類
生理的眼振
視運動性眼振(鉄道眼振):電車の中で、車窓から外を眺めている人の眼を見るとわかります。
走っている電車から外を見ている人の目を見ると、右左に揺れています。
眼の前を、次から次へと通過していく建物などを無意識に追いかけて見ていると小刻みに痙攣しているように動き出します。
これは、正常の人に起こる反応です。動くものを追いかける眼球の動きと、次に視界に入ってくるものを捉えようとする反対側への動きが交互に反復して起こる生理現象です。
病的眼振
先天眼振:生後よりみられ、何かを注視すると増強して、注視を止めると抑制します。振り子様眼振:先天性視力障害に伴うもので、眼科的検査が必要になります。
後天性眼振:生後は眼振がなかったのですが、後に内耳系や中枢系疾患によって、めまい症状を主に伴うことが多い疾患で同伴して起こる目の異常で、大人にも子供にも起こりえます。
検査(当法人では検査を行っておりません。検査を行っている耳鼻科を受診してください)
注視眼振検査(耳鼻科にて)
物を注視した状態で眼振の有無を調べる検査です。頭を動かさずに、視線を上下左右に移して、その際に眼振が現れるかどうかを観察します。
電気眼振検査(EMG)では目の周りに電極をはり、動かした方向によって眼振の程度を波形で表し測定します。
非注視眼振検査(耳鼻科にて)
物を注視しない状態で、眼振の有無を調べる検査です。フレンツェル眼鏡を使用します。眼前に凸レンズを置き、焦点を合わないようにして頭の位置を左右に動かし、そのつど眼振が現れるかどうか調べます。
また、横になった状態で耳に温水を入れて、眼振の有無を調べることもあります(温度眼振)。
治療
眼振は耳や脳の病気でおこります。耳鼻科(じびか)、神経内科、脳神経外科を受診してください。
※気になる点があった方は、新宿東口眼科医院にご来院されれば、検査の上、担当医師が説明をさせていただきます。