※記載内容はあくまで一般的なもので、実際の治療法、治療薬、検査等に関しては、全てご担当した医師が決定するため、記載内容と一致するとは限りませんのでご理解の程宜しくお願い致します※
角膜混濁の症状・原因の説明です。角膜混濁とは、炎症、変性、沈着物などにより、角膜の透明性が失われる病気です。新宿東口眼科医院では、点眼治療を行っております。
角膜混濁とは
角膜実質炎や角膜感染症などで角膜の組織が障害され、内側にある細胞が酸素不足で死んでしまい、本来透明であるはずの角膜が白く濁る症状のことです。混濁には部分的なもの、広範囲に及ぶものがあります。混濁の淡いものを角膜片雲、さらに濃いものを角膜斑、濃い混濁を角膜白斑とよびます。
原因
先天性
出生時から存在する角膜混濁では、発育異常による奇形、胎児期の角膜炎、出生時の鉗子分娩による場合があります。遺伝性
遺伝性の角膜の変性で、出生時には異常はありませんが、小児期から青年期にかけて発病し、次第に角膜が混濁してきます。角膜ジストロフィーと総称します。炎症
先天梅毒、トラコーマ、ヘルペス、結核、ブドウ球菌などの角膜の炎症の後の瘢痕が原因で起こります。これ以外にも、栄養障害や外傷、眼瞼疾患が原因となることもあります。
主な自覚症状
角膜が白く濁り光が眼内に入りにくくなり、全体が暗く、しかも網膜上にぼんやりとしたゆがんだ像しか映しません。角膜混濁が淡い場合には、それで光が遮られるというよりも、角膜表面が凸凹していて乱視になっており、そのために網膜に映る像がピンボケの状態になることの方が、視力に大きく影響します。
主な治療方法
眼科医に相談の上、点眼治療や、症状によっては除去手術あるいは移植手術を行います。
新宿東口眼科医院では手術は行っておりませんが、診察の上他院を紹介いたします。
新宿東口眼科医院では手術は行っておりませんが、診察の上他院を紹介いたします。