※記載内容はあくまで一般的なもので、実際の治療法、治療薬、検査等に関しては、全てご担当した医師が決定するため、記載内容と一致するとは限りませんのでご理解の程宜しくお願い致します※
角膜輪部フリクテンは、角膜輪部に小さな白い膨らみが水泡のようにできる病気です。
新宿東口眼科医院では、点眼による治療を行っております。
角膜輪部フリクテンとは
黒目(角膜)と白目(結膜)の境界部分のことろに、新生血管を伴う小さな白い膨らみができる病気で、フリクテン性結膜炎の際に生じます。
原因
角膜輪部フリクテンは細菌性抗原、主にブドウ球菌に対する過敏反応の結果生じますが、結核、クラミジア、その他の病因も関与します。小児に好発します。
主な自覚症状
角膜輪部、角膜または眼球結膜上に黄灰色の小隆起(フリクテン)が現れ、数日から2週間続きます。結膜上では、これらの隆起は潰瘍化しますが、瘢痕を残さずに治癒します。角膜が侵された場合は、重度の流涙、羞明、疼痛、異物感が顕著なことがあります。頻繁な再発、特に二次感染を伴う場合は角膜混濁を引き起こし、視力が低下することがあるので注意が必要です。
治療法
ステロイド、抗生物質の点眼が有効です。難治性の場合は免疫抑制剤の点眼なども使用します。