※記載内容はあくまで一般的なもので、実際の治療法、治療薬、検査等に関しては、全てご担当した医師が決定するため、記載内容と一致するとは限りませんのでご理解の程宜しくお願い致します※
網膜色素変性症の症状・原因の説明です。
新宿東口眼科医院では、視力検査、散瞳眼底検査、視野検査や、DRI OCT Triton(3次元眼底像撮影装置)により、病態を把握し、合併症に注意して経過観察をし、場合により網膜電位計 RETeval レチバルの可能な施設に紹介します。
新宿東口眼科医院では、視力検査、散瞳眼底検査、視野検査や、DRI OCT Triton(3次元眼底像撮影装置)により、病態を把握し、合併症に注意して経過観察をし、場合により網膜電位計 RETeval レチバルの可能な施設に紹介します。
網膜色素変性症とは
網膜色素変性症とは、網膜に異常な色素沈着が起こる一連の病気のことです。網膜の細胞が衰退していくに従って、暗い場所でものが見えににくくなったり、視界の周辺部が見えにくくなったりします。長い年数をかけて進行し、周辺から視野が狭窄してゆき、末期には失明するといわれています。
網膜色素変性症の特徴
暗いところで見えずらさを感じる(夜盲)、視野が欠ける、視力低下などが挙げられます。
網膜色素変性症の原因
この病気は、人口3,000~8,000人に一人の割合で起こると言われています。遺伝性による発病例が多いのですが、遺伝ではなく突然発病する場合もあります。
症状の進行はゆるやかですが、個人差がみられます。
症状の進行はゆるやかですが、個人差がみられます。
網膜色素変性症の検査
視力検査、視野検査を行い、その後眼底の詳しい検査をします。
検査の前に目薬をさして瞳孔を開きます。まぶしさを感じたり近くが見えづらくなる状態が約3時間続きますが、自然に元に戻ります。
OCTを必要とする代表的な疾患は、黄斑円孔、黄斑前膜、糖尿病黄斑症、黄斑浮腫、加齢黄斑変性、網膜剥離、緑内障などです。
眼底検査
眼底にある網膜やその手前にある硝子体の状態をくわしく調べるために行います。検査の前に目薬をさして瞳孔を開きます。まぶしさを感じたり近くが見えづらくなる状態が約3時間続きますが、自然に元に戻ります。
OCT(光干渉断層計)
OCT(Optical Coherence Tomography: 光干渉断層計)とは、網膜(カメラで例えるとフィルムにあたる部分)の断層画像を撮影する検査です。このOCT検査により、診察だけでは分かりにくい網膜の状態を明らかにし、網膜の病気に対する治療方針の決定や、治療効果の判定に役立てることができます。OCTを必要とする代表的な疾患は、黄斑円孔、黄斑前膜、糖尿病黄斑症、黄斑浮腫、加齢黄斑変性、網膜剥離、緑内障などです。
網膜色素変性症の治療
この病気は遺伝子が関係していることが多く進行性のため、残念ながら根本的な治療法がありません。したがって現在のところ病気の進行を遅らせることが、最大の治療となります。進行を遅らせる方法として、
網膜色素変性症の症状、進行には個人差があるので長い目で診察を受けていただき、経過をみる必要があります。
- 強い光を避けること、屋外では普段から遮光眼鏡をかける
- ビタミンA・循環改善薬の服用
網膜色素変性症の症状、進行には個人差があるので長い目で診察を受けていただき、経過をみる必要があります。