網膜円孔とは
網膜格子状変性とは網膜の周辺部に薄い部分ができる病気で、これが格子戸に似た形をしているので格子状変性といわれます。自覚症状はなく、眼底検査より偶然発見されます。
網膜円孔の主な原因
網膜円孔の主な症状
どちらも加齢や近視との関係でおきる硝子体混濁が原因のものと判別しづらいので、見えるものが急に増えたり変化した時は特に注意が必要です。また、裂孔・円孔が進行し剥離を引き起こしていると、視力低下や視野の欠損が生じることもあります。
気になる症状があれば、お早めにご受診ください。
網膜円孔の主な検査方法
眼底検査
眼底にある網膜の状態をくわしく調べるために行います。検査の前に目薬をさして瞳孔を開きます。光がまぶしく、近くが見えづらくなる状態が約5~6時間(※個人差があります)続きますが、自然に元に戻ります。網膜円孔の主な治療方法
レーザー光凝固術
裂孔、円孔の周囲をレーザーで焼いて固めることにより、それ以上広がったり、そこから硝子体の水分が網膜の下に入り込まないようにします。ただし、網膜裂孔と違って網膜円孔はただちに網膜剥離に発展しないケースも多いため、経過観察となる場合もあります。
▼治療後の写真費用について
種類 | 1割負担の方 | 3割負担の方 |
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網膜光凝固術(通常のもの) | 10,020円 | 30,060円 |
網膜光凝固術(その他特殊なもの・一連につき) | 15,960円 | 47,880円 |
上記以外に当日の診察料・検査料・処方箋料等の自己負担分は別途必要です。また、高額療養費制度という制度もございます