※記載内容はあくまで一般的なもので、実際の治療法、治療薬、検査等に関しては、全てご担当した医師が決定するため、記載内容と一致するとは限りませんのでご理解の程宜しくお願い致します※
角膜の表面の上皮が部分的にとれた状態を「びらん」といいます。
新宿東口眼科医院では、抗菌点眼薬、抗菌薬の眼軟膏での治療を行なっております。
角膜びらんとは
角膜の表面の上皮が部分的にとれた状態を「びらん」といいます。角膜潰瘍と違い軽症で、視力障害の後遺症は残らないのが一般的ですが、この角膜びらんを繰り返す再発性角膜びらんという状態になる人もいます。
角膜上皮びらん | 角膜上皮の欠損 |
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再発性角膜びらん (角膜上皮剥離) |
角膜上皮びらんが突発し、治癒後もしばしば再発を繰り返す疾患 |
角膜ジストロフィー | 白い不透明な無機物が角膜に沈着して両目の角膜が白濁する遺伝性の病気です。左右の目の同じ位置に、対称的に白濁点が現れます |
角膜びらんの主な原因
多くは外傷、異物飛入、コンタクトレンズ障害など、外的な要因で起こります。また、糖尿病や角膜ジストロフィーなどの内的な要因でも起こります。(糖尿病においての眼の合併症としては網膜症がよく知られていますが、糖尿病の人では普通の人と比べて角膜の上皮が脱落しやすくなっています。)
角膜びらんの主な自覚症状
眼のころつき、痛み、白眼の充血が起こります。涙もたくさん出ますが、目やにはあまり出ません。再発性角膜びらんの人はこれらの症状がとくに強く、また、朝起きた時に突然起こるのが特徴です。
角膜びらんの主な治療方法
症状が非常に軽い場合は、感染予防の抗菌点眼薬をするだけということもありますが、通常は抗菌薬の眼軟膏(がんなんこう)を塗布して、眼帯をします。びらんの大きさにもよりますが、通常は数日で治ります。
再発性の場合は、1回ごとの治療は単純なびらんと同じですが、より痛みが強く、また、いったん治った直後に再発することもあるため、治療的に保護用のソフトコンタクトレンズを使用することもあります。
再発性の場合は、1回ごとの治療は単純なびらんと同じですが、より痛みが強く、また、いったん治った直後に再発することもあるため、治療的に保護用のソフトコンタクトレンズを使用することもあります。
関連疾患
上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。