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混合型緑内障

混合型緑内障とは

混合型緑内障とは、いくつかの要因によって眼圧が上昇し、発症するタイプです。

・開放隅角緑内障に隅角閉塞が起こったもの
・炎症により隅角閉塞をきたしたもの
・白内障などで水晶体が大きくなったもの
・開放隅角緑内障に網膜中心静脈閉塞症が起こり、後に隅角血管新生を来たしたもの

など、様々な原因があります。

主な治療方法

実際にはそれぞれの要素に対して必要な治療を行うということになります。

例として、
・開放隅角緑内障の場合…まず薬物による眼圧下降が選択されます。
点眼治療から開始し、効果が不十分な場合、内服薬、レーザー治療、手術と順次病気の進行によって選択されます。点眼薬はまず1剤から開始し、眼圧下降の効果をみながら追加していきます。

・正常眼圧緑内障の場合…眼圧は正常範囲内ですが、多くの場合緑内障の進行に眼圧が関わっているとされることから、眼圧が極めて低い場合を除いて薬物による眼圧下降治療を行います。
薬物・レーザー治療・手術治療を問わず眼圧を10~12mmHg程度にコントロールすることで、視野異常の進行を止めるのに効果的だとされています。

担当医紹介

院長: 新川 恭浩 (日本眼科学会認定 眼科専門医)

定期非常勤: 安藤 祐子 (日本眼科学会認定 眼科専門医)

定期非常勤: 寺内 博夫 (日本眼科学会認定 眼科専門医)