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外傷性緑内障

外傷性緑内障とは

眼球を打ち付けたりする強い打撲が誘因となって発症する緑内障を、外傷性緑内障といいます。

原因

この緑内障は何らかの外傷や疾患が引き金になって発症するため、続発性緑内障に分類されます。

外傷の場合は、房水の流出経路である隅角が損傷したり、血球成分などが詰まったりすることで眼圧を上げてしまいます。
また、眼球を強く打ってしばらくしてから虹彩のつけ根が眼球壁から外れ、眼圧が上昇して外傷性緑内障となる場合もあります。
このように外傷を受けた後しばらく経過してから眼圧が上昇する確率は1割程度ですが、場合によっては10年以上経過した後に症状がでることもあります。
損傷の程度が大きいほどリスクが高まるため、以前に前房出血を伴う強い打撲を負ったことのある方は、定期的な眼科での検診が必要です。

担当医紹介

院長: 新川 恭浩 (日本眼科学会認定 眼科専門医)

定期非常勤: 安藤 祐子 (日本眼科学会認定 眼科専門医)

定期非常勤: 寺内 博夫 (日本眼科学会認定 眼科専門医)