薬なし版 | 新宿駅東口徒歩1分の眼科|新宿東口眼科医院 - Part 5
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ぶどう膜炎

※記載内容はあくまで一般的なもので、実際の治療法、治療薬、検査等に関しては、全てご担当した医師が決定するため、記載内容と一致するとは限りませんのでご理解の程宜しくお願い致します※
ぶどう膜炎の症状・原因の説明です。新宿東口眼科医院では、点眼液等で治療を行っております。
必要に応じて総合病院などを紹介する場合もあります。

ぶどう膜炎とは

虹彩・毛様体・脈絡膜の総称をぶどう膜と呼びます。ぶどう膜炎とは、このぶどう膜の一部あるいは全てが炎症を起こす病気です。

ぶどう膜炎

自覚症状として、一般に、羞明感(まぶしく感じること)・眼痛・霧視(かすみがかかったように見えること)・充血・視力低下・飛蚊症(虫が飛んでいるように見えること)などの症状が出現します。

ぶどう膜炎の症状

主な自覚症状として、一般的に、羞明感(まぶしく感じること)・眼痛・霧視(かすみがかかったように見えること)・充血・視力低下・飛蚊症・眼痛などの症状が出現します。

ぶどう膜炎の原因

ぶどう膜炎の原因の半数はベーチェット病、サルコイドーシス、原田病の三大ぶどう膜炎が占めています。これらは難病ではありますが、さまざまな検査から治療方針を立てることが出来ます。三大ぶどう膜炎のほかにも、膠原病、関節炎、腸疾患、皮膚疾患、脳神経疾患、耳鼻科疾患、糖尿病、あるいは血液疾患や悪性腫瘍などがぶどう膜炎の原因になっていることもあります。また、房水や硝子体液を検査して、初めてウイルスや細菌、その他の病原体の感染がわかる場合もあります。いろいろな点から検査をしても、原因がどうしてもわからない場合も2~3割あります。(血液検査ではぶどう膜炎を伴う重篤な疾患がないかを鑑別するためにも行われます。)

ぶどう膜炎の特徴

1.眼以外の症状を伴うことが多い

ぶどう膜の第一の特徴は、眼球のほかの部分に比べて血管が多いということです。このことは、ぶどう膜炎の特徴にも関係してきます。つまり、炎症の原因がぶどう膜そのものにある場合だけでなく、血液の流れと関係して全身のほかの臓器に起こった炎症に伴って、ぶどう膜炎が起こるということです。

2.炎症が眼球内に及びやすく視力に影響

ぶどう膜は網膜とほぼ全面で接しているので、そこに炎症が起こると網膜に影響を与えやすいという特徴があります。網膜は、瞳孔から入った光を感知する、カメラのフィルムに該当する組織ですから、その感度が悪くなると、視力が低下して、ときには失明に至ることがあります。

ぶどう膜炎の特徴的検査所見

ぶどう膜の検査で特徴的な所見として
前眼部を見る細隙灯顕微鏡検査では、角膜後面沈着物、虹彩後癒着、毛様充血、
前房蓄膿、などがあります。

角膜後面沈着物

虹彩・毛様体から房水中に遊走した炎症細胞が角膜後面の内皮に付着したもの。

虹彩後癒着

瞳孔縁の炎症性滲出物や線維素の析出によって、虹彩が瞳孔縁の部分で後方にある水晶体表面と癒着している状態。

瞳を開いて眼の奥を詳しく見る眼底検査での所見は、夕焼け状眼底、雪球状硝子体混濁、乳頭の発赤や腫脹、網膜出血などを知ることが出来ます。

夕焼け状眼底

脈絡膜のメラニン細胞が崩壊消失することによって眼底は脈絡膜血管の色が主体となり、独特の色調に変化する。(原田病でみられる)

雪だま状硝子体混濁

硝子体内に類上皮肉芽腫を形成している状態。これが連なって、数珠状あるいは首飾り状と呼ばれる独特の硝子体混濁を形成する。サルコイドーシスなどの肉芽腫性ぶどう膜炎で起こる。

OCTでは網膜の断層写真を撮ることによって黄斑浮腫や滲出性網膜剥離といった所見の状態を見ることができます。

黄斑浮腫

網膜のものを見る中心である黄斑の部分に水が溜まっている状態のことをいいます。原因はよく分かっていないそうです。

主なぶどう膜炎

ベーチェット病 目、全身の皮膚、粘膜にさまざまな症状をくり返し、やがて慢性化していく病気です。原因は不明で、進行すると失明の原因にもなり得る全身病です。ベーチェット病は、比較的女性よりも男性が重症になりやすい病気と言われており、20代から50代に多くみられます。ベーチェット病患者のほとんどが訴える初期症状に、口の中の潰瘍があげられます。10日もするとその潰瘍は回復するのですが、症状が何度もくり返されます。目に現れる症状として、眼底出血、視力低下、強い痛み、黒目の部分に膿がたまる、などの症状をくり返します。網膜ぶどう膜炎は視力に直接関連し、治療の面で重要です。何故なら眼症状はベーチェット病の中でも最も重い症状をあらわす場所です。ほとんど両眼が侵され、後眼部病変として網膜絡膜炎を起こし、最悪の場合、失明に至ることがあります。

ベーチェット病の合併症

白内障緑内障などの合併症が高い頻度で起こります。こうした合併症が起きると、視機能が低下してしまうことも多いので、早期に治療を受ける必要があります。最近では、適切な時期に専門医による手術を受ければ、炎症を強めずに治療できるようになってきており、手術によって視力が回復したり、視野異常の進行を最小限に抑えることが出来るようになっています。
サルコイドーシス サルコイドーシスは、全身のリンパ節やいろいろな臓器に結節という腫瘍のような塊ができる病気です。全身のサルコイドーシスの患者の30~40パーセントに、目の症状が出るといわれます。サルコイドーシスによるぶどう膜炎の特徴は、角膜の後面に白い小さな沈殿物が多数つき、硝子体には雪玉のような濁りが現われ、眼底には血管炎などの症状が出ます。自覚症状としては、飛蚊症があらわれます。

サルコイドーシスの合併症

慢性の病気で、症状が長引いたり、再発をくり返すと、白内障緑内障、嚢胞様黄斑浮腫を合併し、視力が低下します。高度な視力障害を伴うこともあります。
原 田 病 原田病は、急性びまん性ぶどう膜炎の一種で、主として網膜と脈絡膜に症状が出るものです。自覚症状としては、両眼の急激な視力の低下、ぼやけて見えにくいなどの症状があります。眼以外の症状として、めまい・難聴・耳鳴り、倦怠感などが現れたり、髄膜炎を併発して、そのために激しい頭痛が起こったりもします。その後、皮膚の一部が白くなったり、髪の毛が抜けたり白髪になったりします。これらの症状はすべて各組織の色素細胞が自己免疫の作用によって破壊されるために起こると考えられています。

原田病の合併症

炎症が強いと両眼に網膜剥離が起こってきます。また、再発によって併発白内障や続発緑内障が合併症としてあらわれる場合もあります。
その他のぶどう膜炎 リウマチなどの関節炎に伴うものや、ヘルペスなどのウイルスあるいは細菌によるぶどう膜炎などがあります。

ぶどう膜炎の治療

ぶどう膜炎の治療の中心はステロイド薬の点眼や内服、あるいは点滴です。原因が細菌などの病原微生物による場合は、その病原微生物に効果のある薬が使用されます。

ぶどう膜炎から眼を守るためにできること

ぶどう膜炎は、その診断が難しく、病状を確かめながら治療法を調整する対症的な治療が中心となります。また、白内障や緑内障などの合併症が高い頻度で起こります。
合併症によって視機能が低下してしまうケースもあるので、専門医を受診し的確な診断を受けて、正しい治療を続け、発作や再発をできる限り少なくすること、そして、もし発作や再発が起こったら速やかに対処し炎症がひどくならないうちに治すことが大切です。

関連疾患

はやり目

※記載内容はあくまで一般的なもので、実際の治療法、治療薬、検査等に関しては、全てご担当した医師が決定するため、記載内容と一致するとは限りませんのでご理解の程宜しくお願い致します※
はやり目
はやり目の症状・原因の説明です。新宿東口眼科医院では、アデノウィルス検査を行っております。
陽性でも陰性でも複合感染を抑えるため、抗炎症剤、抗生物質の点眼液を処方しております。

はやり目(ウィルス性急性結膜炎)とは

はやり目は、ウイルスによって起こる大変伝染力の強い結膜炎です。

ウイルス性急性結膜炎の種類と症状

はやり目-流行性角結膜炎
(アデノウイルス8型、4型、37型、19型感染)
感染してから7~14日後にまぶたの裏側のブツブツや充血、まぶたの腫れ、流涙などの症状が激しくあらわれます。症状が重くなると、耳前リンパ節が腫れることもあります。
プール熱-咽頭結膜熱
(アデノウイルス4型、3型感染)
プールで感染することがあり、プール熱ともよばれます。感染してから5~7日で発病し、結膜にブツブツができて、咽頭(いんとう)炎による発熱を起こします。
急性出血性結膜炎
(エンテロウイルス70型感染)
感染してから1~2日後に突然眼球結膜に出血を起こし、ゴロゴロ感、充血、まぶしさなどがあらわれ、結膜にブツブツができます。
・3つに共通して起こりうる症状として白目の充血、普段より多く目やにが出るといった症状も挙げられます。
※赤ちゃんの場合は、まぶたの腫れが強く、目から血が出たりします。
発熱や食欲不振などの症状が出たり、黒目が濁ることがあります。こういうときには赤ちゃんは目を開けませんので注意してください。

はやり目の検査方法

新宿東口眼科医院では、「キャピリア アデノ アイ Neo (承認番号:22000AMX01632000)」というアデノウイルス抗原を迅速に検出する試薬により、アデノウイルスによる感染の有無を確認しております。
※潜伏期間、症状により反応がない場合もある為、参考のひとつとさせて頂いてます。
キャピリア アデノ アイ Neo

はやり目の治療方法

この病気に有効な点眼薬はありません。ウイルスに対する抵抗力をつけるため、休養を十分にとって体力を落とさないことが必要です。また、補助的に他の感染を起こさないために抗菌点眼薬や、炎症を抑えるためにステロイド点眼薬などを使用します。他の人にうつさないように十分注意しましょう。他人とは入浴や洗濯は別にして、タオルなども共有禁止にしてください。

後遺症と合併症への注意

目の充血、目やに、涙、まぶたのはれといった症状は、約1~2週間くらいでとれ、急速に病気は回復してきますが、その頃に角膜に小さな点状の星が出てきます。このときに治療をやめると、黒目が濁って視力が落ちてきますので、医師の指示があるまで、点眼などの治療を続けます。

家族や友人にうつさないための注意点

  • タオルや洗面器は別にしましょう。
  • 手指などは水道水を出しっぱなしにして、石鹸でよく洗い70%消毒アルコールで消毒するとよいでしょう。
  • タオル、ハンカチ、下着などはできるだけ煮沸し、乾燥させます。
  • 人の使っている目薬を使ったり、うっかりその辺の物をさわったり、手で目をこすったり、顔にふれたりしないようにしましょう。
  • 入浴や洗髪は、症状がおさまるまでひかえ、シャワー程度にとどめ、どうしても入浴しなければならない場合は、あまり温まらずに家族の中で最後に入り、その湯は洗濯などに使わず流しましょう。
  • 点眼に使用したり、涙や目やになどを拭いた綿あるいはティッシュは、ビニール袋にまとめて捨てましょう。
  • 次々に感染する危険がありますので、保育園、学校、職場は休む必要があります。治ったように見えても、医師の許可が出るまで、しばらくの間は他人に接したり、友人や親戚などへ遊びに行ったり招いたりするのはやめましょう。なお、普段から汚れた手で、目をこすったりする習慣はやめましょう。
  • 70%消毒アルコールで消毒しましょう。

関連疾患

仮性近視の疾患

※記載内容はあくまで一般的なもので、実際の治療法、治療薬、検査等に関しては、全てご担当した医師が決定するため、記載内容と一致するとは限りませんのでご理解の程宜しくお願い致します※
新宿東口眼科医院では点眼による治療をおこなっております。
筋肉の緊張をほぐす点眼を就寝前に行います。

仮性近視とは

仮性近視
仮性近視は偽近視、学校近視とも呼ばれます。
初期の近視の中にこの状態の方が含まれております。
人間の眼の中には毛様体というピントを合わせるための筋肉があります。
近くを見るときは緊張して縮まり、遠くを見るときは緩みます。
近くの作業を多くすると、この筋肉が過度に緊張して、遠くを見ようとしてもゆるまなくなります。この状態が調節緊張、仮性近視という状態です。
(ただし、この状態が長く続くと、仮性ではなく本当の近視になることがあります。)
これは成長する子どもの目の生理的変化によるもので、病的な要因によるものではありませんが、遺伝や近業(目の近くで行う作業)の多い環境の影響があるといわれています。

単純近視 近視の度数が比較的軽く、メガネによる 矯正で良好な視力がでます。
学校近視の大部分を占めます。主な原因として、近見作業などの環境要素や遺伝要素が影響して起こると考えられています。
病的近視 幼児期から近視が始まることが一般的で、眼底に異常があり、眼軸が長く、近視も強いため、メガネによる矯正で良い視力がでません。
※『病的近視』は非常にまれで、お子さんの近視のほとんどは『単純近視』ですので心配はありません。

生活チェック

□よく目を細めている □テレビ・パソコンに近づいて見ている
□目つきが悪くなった □「目が痛い、目が疲れた」と言う
□見えにくい様子がある □学習などに根気がなくあきっぽい
□よく転んだり、つまづいたりする □視力が0.9以下
□集中力がない、落ち着きがない □以前より視力低下が進んだ

仮性近視の検査方法

1.裸眼(メガネなし)の視力を測定 
2.機械による他覚的な屈折力(近視や遠視、乱視の度数)を測定
3.自覚的な矯正視力(近視や遠視・乱視のメガネをかけて見やすくなるか)の測定
4.仮性近視や調節緊張による近視や遠視なのかを検査するために「雲霧法」や「目薬による検査」「両眼視簡易検査器(ワック)」を必要に応じておこないます。

雲霧法

わざとピントが合わないようにしたメガネを20分位かけて、調節ができない状態から検査をしていく方法です。仮性近視や調節緊張の判断をする目安になります。

目薬を使った検査

調節を麻痺させる目薬を点眼し、完全に調節力をなくした状態で近視や遠視・乱視の度数を調べる検査です。

両眼視簡易検査器(ワック)

美しいカラー立体風景を5分間見るだけで、遠くの景色を長時間見つめるのと同じ効果が得られます。

仮性近視の予防

  • ゲームの時間を1日30分以内にする。
  • テレビは3メートル以上離れて見る様にする。
  • 勉強の時など本を読むときには30センチ離して読むようにする。

仮性近視の治療方法

点眼治療

筋肉の緊張をほぐす点眼を就寝前に行います。点眼後30分から1時間で毛様体筋の緊張は完全に取れ、その状態が5~6時間続きます。この点眼をすると、瞳も広がり見づらくなりますが、翌朝には元に戻ります。毎日繰り返すことで、緊張しっぱなしにならない毛様体筋をつくります。

関連疾患

上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。

加齢黄斑変性症

※記載内容はあくまで一般的なもので、実際の治療法、治療薬、検査等に関しては、全てご担当した医師が決定するため、記載内容と一致するとは限りませんのでご理解の程宜しくお願い致します※
加齢性黄斑変性症
加齢黄斑変性症の症状・原因の説明です。
新宿東口眼科医院では、散瞳眼底検査OCT(光干渉断層計)による検査を施行し、経過を見て抗VEGF抗体療法などの治療を行います。

加齢黄斑変性症とは

加齢性黄斑変性症
眼底写真(右眼)
網膜の写真を撮ったものです。
加齢黄斑変性症は、加齢に伴う黄斑の変化により起こる疾患で、高齢者の失明原因のひとつです。脈絡膜から発生する新生血管の有無で「滲出型」と「萎縮型」に分類されます。

加齢黄斑変性症の原因

加齢黄斑変性症は、高齢者に多く発症することから、黄斑(特に網膜色素上皮細胞)の加齢による老化現象が主な原因と考えられています。しかし、加齢黄斑変性の病因、病態は完全には解明されておらず、現在もなお様々な研究がなされています。

主な自覚症状

変視症

ものがゆがんで見える。

中心暗点

見ているものの中心が欠けて見えづらさを感じる。

視力低下

見たいものがはっきり見えない。

加齢黄斑変性症の検査方法

1.眼底検査 瞳を開いて目の奥を観察します。瞳を開くことで、通常の瞳の大きさでは検査できない 広い範囲を観察することができます。瞳を開く目薬を点眼すると、その効果は半日ほど続きます。瞳が開いていると、手元にピントが合いにくい、光をまぶしく 感じるなどの副作用が生じます。そのため、検査後の運転はお控え下さい。また、お手元や、近い距離が見えにくくなりますので ご注意ください。
2.OCT(光干渉断層計) 近赤外線を利用した眼底の検査機器です。網膜の断面の観察ができ、網膜疾患、特に黄斑部病変の精密な診断が早期かつ正確に行うことができます。
3.蛍光眼底検査 蛍光剤を血管内に送り込み、眼底の血流状態を写し出す事が出来るため、通常の眼底写真ではわからない網膜の血管の様子がわかります。当院ではそれに準ずるDRI OCT Triton(3次元眼底像撮影装置)を使用した血管造影検査(AngioGraphy)の検査を行っております。
4.アムスラーチャート 格子状の図を見て頂き、片目を覆って中心の点を見ます。その時に線がゆがんで見えないか、欠けて見えないか視線の中心および周辺部の歪みや変色、欠損などをお調べします。もし見え方に異常がある場合は加齢黄斑変性症の疑いがあります。

加齢黄斑変性症の治療方法

光線力学的療法

光に反応する薬剤を体内に注射し、それが新生血管に到達したときにレーザーを照射する治療法です

レーザー光凝固術

新生血管をレーザー光で焼き固める治療法です

抗VEGF抗体療法

加齢黄斑変性の新生血管増殖因子(VEGF)を阻害する、薬剤を硝子体内に注射する治療法です

加齢黄斑変性症の予防方法

  • ゴルフなどをするときは、可視光線を直接浴びないようサングラスをかける
  • 血管の収縮を抑え血流を促進するために、タバコを控えめにする
  • 高血圧を予防するため、暴飲暴食を控えるとともに適度に運動する
  • 酷使した目を休め疲労を回復させるために、睡眠を十分にとる
  • 水晶体や網膜の酸化を抑える目的で、抗酸化物質のルティンを摂取する
  • バランスの良い食生活を心がける
  • 活性酸素を除去するために、ビタミンC,ビタミンE、βカロテンなでの酸化ビタミンが含まれる緑黄色野菜中心とした野菜類や果物、豆類やナッツ類、ひまわり油やフラワー油などをとる。
  • 抗酸化が期待される亜鉛を積極的にとる(カキや魚介類に多く含まれる)
※サンテルタックスを新宿東口眼科医院でご希望の場合は医師にご相談ください。

関連疾患

上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。
新宿東口眼科医院では黄斑疾患の担当医による診察を行っております。

白内障

※記載内容はあくまで一般的なもので、実際の治療法、治療薬、検査等に関しては、全てご担当した医師が決定するため、記載内容と一致するとは限りませんのでご理解の程宜しくお願い致します※

白内障とは

白内障
正常な水晶体は透明で、光をよく通します。しかし、加齢などが原因で水晶体の中身のたんぱく質が変性し、濁ってくることがあります。これが「白内障」です。水晶体が濁ると、光がうまく通過できずに乱反射し、網膜に鮮明な像が結べなくなり、視力が低下します。

白内障の種類

先天性白内障 生まれたときから水晶体が濁っているタイプ。
加齢性白内障 年を重ねるに従って水晶体が濁っていくタイプ。白内障の90%を占める。
併発白内障 ほかの目の病気に伴って発症するタイプ。
糖尿病性白内障 高血糖により、ソルビトールという物質が水晶体に蓄積して濁ってしまうタイプ。
皮膚病性白内障 アトピー性皮膚炎などの皮膚病に白内障を合併するタイプ。
薬による白内障 ステロイド剤を長期間使い続けることにより水晶体の混濁を招くタイプ。
外傷性白内障 眼球に強い外傷を受けることにより生じるタイプ。
後発性白内障 白内障術後、水晶体後嚢に濁りが生じるタイプ。

白内障の症状

目の中のレンズが濁ることにより、以下のような症状がでます。

  • かすんで見える
  • 明るいところへ出ると眩しく見にくい
  • どんなに調整しても眼鏡があわない
  • ぼやけて二重・三重に見える
    (*濁りの程度や性状により、症状には個人差があります )

白内障だけでは痛みや異物感・充血などがでることはありません。

さらに詳しい解説は「白内障専門治療」ページ

白内障の原因

白内障は水晶体内のαクリスタリン蛋白変性に伴う不溶性蛋白増加によりおこるとされています。白内障はさまざまな原因で起こりますが、最も多いのは加齢によるものであり、これを「加齢性白内障」と呼んでいます。
目の外傷、アトピー性皮膚炎、糖尿病、栄養失調などでは若いうちからの発症が多いことが知られています。その他にも遺伝、紫外線、放射線や赤外線照射、ステロイド剤・抗精神病薬などの副作用、ブドウ膜炎などの目の病気よる続発性白内障、網膜剥離や硝子体手術、緑内障手術のあとなどにも進行しやすい傾向があります。生まれつきに水晶体の濁りのある先天性白内障の場合もあります。

白内障の検査

視力検査

視力検
視力を測定し、今現在の見え方を確認します。
また、めがねの度数、見え方を測定し、昔よりも近視や遠視が進んでいるのかどうか確認することにより、白内障の影響をどれだけ受けているのかみていきます。

前眼部検査

前眼部検査スリットにて、白内障の混濁がどの程度なのかみます。

散瞳検査

散瞳検査眼底に異常がないかどうかみます。

紫外線と白内障

紫外線による目の障害は、雪目翼状片、白内障の3つが知られています。少しずつとはいえ、紫外線による濁りが積み重なっていくと、年を取ってから白内障になってしまうことになります。

白内障の予防

定期的な眼科受診、健康的な食生活、たばこ、お酒の飲みすぎを控えること、サングラスや紫外線カットコンタクトレンズ、帽子などを利用し、賢く紫外線を予防することが大切です。

白内障の治療方法

白内障が軽度で、あまり視力に影響のない場合は点眼薬や内服薬による進行予防をおこないます。しかし、いったん白内障が進行して水晶体が混濁すると薬などで元の透明性を回復することはできません。したがって、白内障が進行した場合は手術以外に視力を回復する手段はありません。

白内障の手術

白内障手術は水晶体の濁りを取り除き、人工の水晶体である眼内レンズを移植する手術を行います。
網膜や視神経、角膜などの他の部分に問題がなければ、視力低下の回復が期待できます。
手術は局所麻酔で、通常の場合は手術は10~15分程度です。 新宿東口眼科医院では日帰り白内障手術を行っております。 白内障手術公開講座

関連疾患

結膜・強膜の疾患

※記載内容はあくまで一般的なもので、実際の治療法、治療薬、検査等に関しては、全てご担当した医師が決定するため、記載内容と一致するとは限りませんのでご理解の程宜しくお願い致します※
結膜・強膜の疾患を並べました。結膜炎と思っていたら、上強膜炎だったというケースはよくあります。
はやり目は、後遺症に注意し、いずれも早めに医師の診察を受けることが重要です。

結膜・強膜の疾患とは

結膜・強膜
結膜とは、眼球とまぶたを結びつける組織です。強膜の上をおおい,角膜(くろ目)との境で,強膜と強くむすびついています。眼球運動やまばたきを滑らかに行わせる働きがあります。強膜上の結膜を眼球結膜,まぶたの裏,瞼板上を覆っている部分を眼瞼結膜,両者の移行接続部を円蓋部結膜といいます。

又、強膜は角膜以外の眼球の後ろを守る役目をしており、丈夫な線維状の組織で出来ています。

主な結膜・強膜の疾患

アレルギー性結膜炎 花粉や住まいの中にあるほこりが原因になって起こる目のアレルギーのことをいう。結膜は涙でいつも濡れているため、ハウスダストや花粉がくっつきやすく、アレルギーが起こりやすい。眼のアレルギーを起こす原因物質を「アレルゲン」と言い、「ハウスダスト」といわれるダニやカビ、動物の毛やフケ、花粉などが代表的。

症状:痒み,流涙,充血、目やになど
結膜下出血 結膜下の小さい血管が破れ出血したもので、白目部分が赤く染まる。 多少、目がごろごろする。原因は様々で、思い当たる誘因がなくても出血することがある。

症状:充血など
はやり目 ウイルス性急性結膜炎といい、ウイルスによって起こる大変伝染力の強い結膜炎で、流行性角結膜炎、咽頭結膜熱、急性出血性結膜炎の三つがある。

症状:目やに、充血、痛みなど
結膜結石 結膜にカルシウムや脂質が沈着したもの。

症状:異物感
翼状片 白目の表面を覆っている半透明の膜である結膜が、目頭(めがしら)の方から黒目に三角形状に入り込んでくる病気。

症状:充血、異物感、乱視、視力障害
瞼裂斑炎 瞼裂斑(黒目の真横が少し盛り上がる症状)に炎症を伴ったもの。

症状:盛り上がりの中央部に炎症が出て、周りが赤くなる、異物感や疼痛など
結膜弛緩症 結膜のゆるみが平均より強い状態。症状が強いときは角膜(黒目)へ乗り上がっていることもある。

症状:涙が出る、異物感
結膜フリクテン 角膜(黒眼)や結膜に丸い隆起のできる病気。ブドウ球菌や真菌(カビ)に対するアレルギー症状。

症状:充血、異物感など
上強膜炎 強膜(白目)の表面に接する部分は、比較的血管が多く上強膜といわれ、ここに炎症がおこるのが上強膜炎。白目の一部分が赤く充血し、場合によっては、その充血したところの一部が盛り上がった状態になることもある。

症状:まぶしい、涙が出る、目の痛み(目を押さえると痛いこともある)
強膜炎 上記の上強膜炎に比べて強膜(白目)の深い部分に起こる炎症。強膜(白目)が赤紫色に変色する。

症状:強い痛み、視力の低下、涙量の増加、明るい光がまぶしく感じる
乾性角結膜炎
(ドライアイ)
涙液の減少や、涙液の成分の変化などによって、角結膜が乾燥し障害がおこる病気。

症状:乾燥感、異物感、充血、眼精疲労、灼熱感など
結膜異物 白目やまぶたの裏側にごみがついた症状です。砂や昆虫など、さまざまなものの飛入が原因でおきます。

症状:異物感・充血・眼痛など
細菌性結膜炎
(ドライアイ)
細菌の感染によっておこる結膜炎です。原因となる細菌(原因菌)には、ブドウ球菌、肺炎球菌、インフルエンザ菌、レンサ球菌、淋菌(りんきん)、緑膿菌(りょくのうきん)など、さまざまなものがあります。

症状:充血、膿をもっためやに(眼脂)や、ねばねばしためやに、流涙がおこります。
上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。

角膜疾患

※記載内容はあくまで一般的なもので、実際の治療法、治療薬、検査等に関しては、全てご担当した医師が決定するため、記載内容と一致するとは限りませんのでご理解の程宜しくお願い致します※
角膜の主な疾患の症状・原因の説明です。
症状に応じて、点眼液の処方や涙点プラグの処置などを行っております。

角膜とは

"くろめ"にあたる部分を角膜といいます。外から入ってくる光を屈折させて、網膜に像が結ぶのを助ける役割があります。
角膜
角膜

角膜は①上皮②実質(ボーマン膜、デスメ膜の間の部位)③内皮と3つの層に分かれています。①上皮は割と丈夫で、涙に守られています。

主な角膜疾患

びまん性表層性角膜炎(点状表層角膜炎) 感染,紫外線,薬物,外傷などにより角膜上皮にびまん性の微細なびらんが生じ、混濁する。
症状…充血、異物感、なみだ目など
角膜上皮びらん 角膜の表面の上皮が部分的にとれた状態を「びらん」と言い、角膜の表面が浅く傷ついている状態。
症状…充血、痛み、異物感、なみだ目など
角膜潰瘍 感染その他の原因により、角膜の実質と呼ばれる組織にまで病気が及び、角膜の透明性が失われた病態。
症状…痛み、なみだ目、充血、視力低下など
角膜混濁 炎症,変性,沈着物などにより、角膜の透明性が失われた病態。自覚症状がないこともある。
症状…視力低下など
角膜ヘルペス 角膜ヘルペスとは、単純ヘルペスウイルス、帯状ヘルペスウイルスが、体の抵抗力が低下した時などに活性化されて起こる角膜感染症。再発することが多く、失明に至ることもある。
症状…角膜知覚の低下、なみだ目、充血、視力低下など
アカントアメーバ角膜炎 原生動物であるアカントアメーバが、角膜の傷などから中に入り込み感染し、強い炎症を起こす病気。
症状…充血、疼痛、視力低下(症状が進行すると失明に至る可能性もある)
角膜ジストロフィー 白い不透明な無機物が角膜に沈着して両目の角膜が白濁する遺伝性の病気。左右の目の同じ位置に、対称的に白濁点が現れる。
症状…視力障害
角膜デルモイド 角膜の中央に白色の円形の腫瘍ができる病気。腫瘍の表面に毛を認めることがある。
症状…角膜乱視。デルモイドが大きいと乱視が強くなり弱視になることがあります。
角膜輪部フリクテン 角膜輪部フリクテンとは、角膜輪部(黒目〈角膜〉と白目〈結膜〉の境界部分のこと)に、小さな白い膨らみが水泡のようにできる病気。
症状…異物感、眩しい、なみだ目、痛みなど
角膜実質炎 目が炎症をおこして、角膜の深いところ(実質)の全体が濁り、虹彩炎とも呼ばれている。代表的なものは、先天梅毒と結核によるものである。
症状…視力低下、充血
円錐角膜 角膜が円錐状となり、屈折力に大きな変化を起こす。角膜移植が必要になる場合もある。
症状…視力低下
乾性角結膜炎
(ドライアイ)
涙液の減少や成分の変化などによって角結膜が乾燥し、障害がおこる病気。
症状…乾燥感、異物感、充血、眼精疲労、灼熱感など
上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。

近視

※記載内容はあくまで一般的なもので、実際の治療法、治療薬、検査等に関しては、全てご担当した医師が決定するため、記載内容と一致するとは限りませんのでご理解の程宜しくお願い致します※
近視の症状・原因の説明です。
新宿東口眼科医院では、症状に応じてコンタクトレンズや眼鏡での矯正、点眼液等での治療を行っております。

近視

正視の状態

正視の状態
目に入ってきた光は、①角膜②水晶体(レンズ)を通って屈折し、③網膜(スクリーン)に像を結びます。網膜でピントが合うように、②水晶体の厚さを調節します。屈折した光が網膜上の一点に集まり、網膜上で像を結んでいる状態を「正視」といいます。

近視の状態

近視の状態
角膜・水晶体の屈折力が強い、または眼球の大きさ(眼軸)が長いために、網膜の手前で焦点を結んでしまう状態が「近視」です。
遠くのものは ぼやけて見えますが、近くのものはある程度近づけばはっきり見えます。(近視の強さによって変わります) 症状は遠くがぼやけて見える、かすんで見える、二重に見えるなどがあります。
原因は、解明されていませんが、”遺伝”と”環境”が互いに作用しあっていると言われています。強度近視の場合は軸性近視(眼球が後ろに大きく伸びている 状態)が多く、それに伴い網膜が薄くなるために合併症を起こしやすくなります。

強度近視の合併症

①豹紋状眼底
強度近視だと眼球が大きくなるため網膜が薄くなっています。そのため、後ろにある脈絡膜がすけてみえる状態になります。
②限局性萎縮病変
後極部において脈絡膜毛細血管板が消失した場合、限局的の灰白色病変を示す。視力は比較的に良好で、強度近視の方に高頻度に見られる。視神経乳頭の周辺にこのような萎縮病変が出来ることをコーヌスと呼ばれています。

③黄斑部出血(Fuchs斑)
眼球の伸展に伴い網膜と接している脈絡膜の部分(Bruch膜)に亀裂を起こし、その部分に新たに浸入した血管が出血したものをいい、失明につながります。

これらのほかにも合併症は様々あるため、緑内障や網膜剥離などを起こすリスクも高まるので定期的な検査をおすすめします。
※「近視」は、眼鏡・コンタクトレンズ等で補正します。

対象検査

オートレフラクトメーター、ケラトメーター

オートレフラクトメーター、ケラトメーター
機械にて、遠視や近視、乱視がどの程度あるの確認します。

視力検査

視力検査
機械で測定した数値を参考に、検査員が近視や遠視を測定していきます。
機械では、調節の機能により、正しい近視、遠視度数が出てこないためです。
視力検査時には、目を細めず、力をぬいて受けていただく、正しい度数が測定されやすいです。

仮性近視

近くを見る作業をすると、焦点を合わせる筋肉が緊張し、この状態が多く続くと緊張が抜けにくくなり遠くに焦点が合いづらくなります。この状態を仮性近視といいます。度数が比較的軽く、矯正器具により適正な視力が得られます。
新宿東口眼科医院では間接的に筋肉の緊張を解くことができる、両眼視簡易検査器(ワック)での治療をしております。

学校近視

学校近視とは学齢期の近視のことで、別名単純近視と言われます。
体の成長とともに、目の大きさや水晶体、角膜の屈折力など変化していくので、近視になる子が多くなってきます。単純近視ですので眼鏡で矯正できます。

学校の目の検査で異常があったら当院へ!

関連疾患

近視

診療時間

新宿東口眼科医院は、12/31~1/3を除き年中無休で診察しております。
休日(土曜/日曜/祝日)も診療している一般眼科です。
月~金 日・祝
11:30-13:45
15:00-19:30
=11:00-13:45/=15:00-19:00
=11:00-18:00(昼休みなし)
午前中の受付は診察開始10分前から行っております。

アクセス

TEL 03-5363-0507
住所 東京都新宿区新宿3-25-1 ヒューリック新宿ビル9階
最寄り駅 JR新宿駅東口 徒歩1分
丸の内線新宿駅B11出口
新宿東口眼科医院は新宿東口スタジオアルタから3軒目、1階にauが入っているビル9Fにあります。
1Fみずほ銀行新宿支店左脇にビル入口があります(地下鉄B11出口直結)。
ビル入口は休日(土曜、日曜、祝日)でも開いています。
1Fビル入口からエントランスホールを直進すると、自動ドアの奥にエレベータホールがあります。
エレベータで9Fまでお越しください。
※車椅子、その他介護の必要な方はご一報下さい。また、お車でお越しの際、到着しましたら、ご一報下さい。

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