薬なし版 | 新宿駅東口徒歩1分の眼科|新宿東口眼科医院 - Part 3
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瞼裂斑炎

※記載内容はあくまで一般的なもので、実際の治療法、治療薬、検査等に関しては、全てご担当した医師が決定するため、記載内容と一致するとは限りませんのでご理解の程宜しくお願い致します※
瞼裂斑炎
瞼裂斑炎の症状・原因の説明です。新宿東口眼科医院では主に目薬にて治療を行っております。

瞼裂斑炎とは

白目部分は球結膜という粘膜で覆われており、目を開いた時一番先に外気に触れるのは黒目と その真横の球結膜です。長年のまばたきによって瞼の裏の刺激の蓄積で球結膜の皮の細胞が増殖し盛り上がり、茶色や黄色みがかります。その盛り上がった部分を瞼裂斑といいます。その部分に炎症が起こることを瞼裂斑炎といいます。
瞼裂斑炎
写真中央やや右寄りの盛り上がった部分です。

主な原因

原因は外界からの紫外線によるもの、涙液不足による乾燥によるもの、ハードコンタクトレンズによる 物理的な刺激によるものなどが考えられます。 乾燥や埃っぽい環境での慢性的な刺激が原因になり得ると考えられています。
ハードコンタクトレンズが原因の場合はサイズ(直径)を小さくして突起部分にふれないようにします。ソフトコンタクトレンズにすると症状が軽減される場合もあります。特にコンタクトレンズ装用者は、人工涙液を処方し、乾燥を防ぐ場合が多いです。

主な自覚症状

瞼裂斑の部分が充血して赤くなる、疼痛などの軽い違和感と少量の目やにがでる事があります。

治療法

主に瞼裂斑炎の治療には、ステロイド剤や非ステロイド性消炎剤の点眼が用いられます。治療には抗菌薬や、抗炎症薬が用いられる事が多いです。
対策としては紫外線が影響していると言われています。紫外線カットの眼鏡や、帽子の着用をお勧めします。

関連疾患

結膜結石

※記載内容はあくまで一般的なもので、実際の治療法、治療薬、検査等に関しては、全てご担当した医師が決定するため、記載内容と一致するとは限りませんのでご理解の程宜しくお願い致します※
結膜結石
結膜結石の症状・原因の説明です。
新宿東口眼科医院では主に目薬の治療と結膜結石の除去を行っております。

結膜結石とは

結膜結石は、眼瞼結膜の表面にできる白色ないし、黄色をした硬い感じのある砂粒状斑点です。この砂粒状斑点は、炎症により増加した結膜の杯細胞にカルシウムや脂質が沈着したものです。徐々に陥凹部から結膜面に放出してくるため、異物感を感じるようになります。人により10個以上できることもあります。

主な原因

感染・アレルギー・ドライアイなど多岐にわたり、特定されないことも多く、従って一般になかなか治らず、長期の点眼加療が必要です。結石ができやすい体質と推定される患者様もあります。

主な自覚症状

結膜の奥のほうにあるときは何の障害もありませんが、表面に出てくるとゴロゴロとした異物感が出てきます。また、結石が角膜の上皮にあたり傷が付くと、痛みで目が開けられなくなったり充血することがあります。

結膜結石の診断

眼科外来での診察で、まぶたの形状、まつ毛が角膜に接触していること、角膜の傷の程度などを診断します。常時まつ毛が角膜に接触している場合のほかに、眼球運動やまばたきの強さ次第で、まつ毛が角膜に接触する場合があります。

治療法

自然に(また、洗眼や点眼などによって)結膜から脱落することがあるため、2~3日様子を見て、良くならないようであれば摘出します。結膜結石を完全に消失、治癒する治療法は難しいため、対症療法(目薬)が主体となります。必要ならば除去する場合がありますが、異物感、違和感がなければ治療の対象にならない場合もあります。再発した場合は再度受診してください。新たに露出した結石を摘出します。根本的な治療は、元にある慢性結膜炎を治すことですが、その原因は特定されないことも多く、従って治りにくい為、長期の点眼加療が必要です。治療には抗菌薬が用いられる事が多いです。

除去方法

除去は目を動かさなければ、通常2~3分以内に終わります。麻酔は、点眼麻酔のみです。合併症としては出血があげられますが、2~3日以内に止まります。稀に、感染を起こすことがあるため、指示通りにしっかり点眼する必要があります。

関連疾患

点状表層角膜炎

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点状表層角膜炎
点状表層角膜炎の症状・原因の説明です。
新宿東口眼科医院では点眼による治療を行なっております。

点状表層角膜炎とは

「点状表層角膜炎」という疾患は、名前の通り、角膜に点状の傷がついてしまう疾患です。コンタクトレンズ障害の中で、最も頻度の高いものです。

原因

長時間のコンタクトレンズ装用や汚れたレンズを装用することで、角膜に酸素が行き渡らなくなり傷がついてしまいます。その小さな傷である表層角膜症が広範囲に生じたものを点状表層角膜炎と言います。多くの場合は、コンタクトレンズを一晩はずせば治りますが、原因をきちんと取り除かないと再発します。重症化すると傷が深くなり、角膜上皮びらん、角膜浸潤、角膜潰瘍へと進んでいく危険性があります。

主な自覚症状

痛み、充血、涙、まぶしさを感じるなどの症状があります。いつもと比較しておかしいと思う症状が出ると、この疾患を疑ってもいいでしょう。

点状表層角膜炎の治療方法

コンタクトレンズの使用を直ちに中止し、点眼薬による治療を行います。この症状は治りやすいので、一晩から数日で症状は改善されます。しかし再度ご来院していただき、治っているか医師による診察を受けましょう。場合によってはコンタクトレンズをさらに中止していただくことがあります。

関連疾患

視神経炎

※記載内容はあくまで一般的なもので、実際の治療法、治療薬、検査等に関しては、全てご担当した医師が決定するため、記載内容と一致するとは限りませんのでご理解の程宜しくお願い致します※
視神経炎
視神経炎の説明です。
新宿東口眼科医院では、瞳孔を広げて眼の奥(眼底部)を詳しく診る眼底検査や視野検査を行っております。

視神経炎とは

視神経は、網膜で集められた外界から光の情報を脳に伝える神経線維です。下の写真の視神経乳頭は網膜に写った像を脳に伝えるための視神経が束になって眼から脳へと向かう入り口で、視細胞が存在しません。
神経細胞は網膜にあって、そこからの情報を脳に伝達してはじめて、脳で意味のある「ものを見る」ことができます。この神経線維になんらかの障害を起こす病気を視神経炎と呼びます。原因がはっきりしていることもありますが、不明な場合も多くあります

視神経症

視神経炎の分類

1.特発性視神経炎

約半数が15~25歳の間に発症し、女性の方がやや多い疾患で、比較的急激に、片眼または両眼の視力低下が生じます。視力低下が生じる数日前ごろから、あるいはほぼ同時に眼球運動をさせると痛みを感じたり、眼球の後ろに種々の程度の痛みを感じます。
見ようとするところが見えない中心暗点型の症状が多いですが、視界全体に霧がかかったように見えたり、視野の一部からだんだん見えにくくなることもあります。

2.虚血性視神経症

特発性視神経炎と並んで視神経症の二大疾患といわれる、視神経の栄養を与える血管に循環障害が起こる病気です。身体のほかの部位の循環障害(例えば脳梗塞や心筋梗塞)と同じように、多くは高齢者の片眼に、突然視力低下や視野欠損が起こるのが特徴です。視野は中心暗点や、水平半盲(下半分の視野欠損)がよくみられます。
ほとんどの場合は、高血圧、糖尿病、高脂血症、心疾患、血液疾患などの全身の危険因子が存在しますが、比較的若年者で生じたものは、視神経乳頭が生まれつき小さいなどの眼局所の危険因子が存在することもあります。

3.圧迫性視神経症

視神経は眼球の後端から約30 mmのところで視神経管を経て頭蓋内に入り、間もなく視交叉という左右の視神経が集合する部位で50%は交叉し、50%は交叉せずに、視索を経て脳に入ります。この途中で、腫瘍などに圧迫されると、視神経が徐々に障害されて視力や視野の障害が起こります。

4.外傷性視神経症

落下事故、交通事故などで前額部(とくに眉毛の外側に近い部位)を強打した場合に、片側の視神経管内の視神経が挫滅して、視力・視野障害が起こることがあります。受傷早期(通常24時間以内)であれば、副腎ステロイド薬の大量投与が試みられます。

5.中毒性視神経症

薬物のうち、比較的長期投与において視神経を障害しうるものがあります。抗結核薬が有名ですが、抗生物質や抗癌薬の一部などかなりの薬物で中毒性視神経症が報告されています。医薬品以外では、各種シンナー、農薬などで視神経障害が出現することがあります。疑いのある薬物の減量・中止が治療の基本です。

6.遺伝性視神経症

レーベル病と優性遺伝性視神経萎縮が、遺伝性視神経症で比較的よくみられるものです。
前者は10代から40代までに発症する場合が多く、両眼(左右眼発症に数日から数か月の時間差のある症例も少なくありません)の中心部分(見ようとするところ)の視力低下で発症します。男性に多く、母系遺伝です。両眼とも0.1以下になる例が大半ですが、周辺の視野は正常で、まれにかなりの改善が特に若い時期に発症した場合にみられることがあります。
後者は小学生ごろから多少両眼の視力の低下がみられるものの、通常は著しい低下になりません。どちらの疾患もまだ、遺伝子レベルの治療はできず、治療法は確立していません。

7.その他

その他の原因として、副鼻腔手術後、時を経て嚢腫ができて視神経を侵す「鼻性視神経症」と呼ばれるものや、ビタミンB群などの欠乏による「栄養欠乏性視神経症」もあります。

主な自覚症状

片眼、時には両眼の急激な視力の低下や視野の真ん中が見えないといった中心暗点や上または下半分が見えなくなるのが主な症状で、眼球運動痛(眼球を動かすときの目の痛み)、目の圧迫感などを伴うこともあります。

視神経炎の検査方法

視力検査眼底検査視野検査のほか、必要に応じて気共鳴画像(MRI)検査・血液検査・髄液検査などが行われます。

視神経炎の治療方法

明らかな原因疾患があればその治療を行います。その他の場合、安静と保存療法を行うことで回復することが多いです。
重症の場合は、副腎皮質ステロイド薬とビタミンB1、ビタミンB2を点滴などで全身投与しますが、ステロイドの副作用もあるので、医師の指示に従うことが大切です。

関連疾患

視力低下

※記載内容はあくまで一般的なもので、実際の治療法、治療薬、検査等に関しては、全てご担当した医師が決定するため、記載内容と一致するとは限りませんのでご理解の程宜しくお願い致します※
視力低下の症状・原因の説明です。何が原因で視力低下が起きているのかを診断してからの治療となりますので、まずは視力低下を引き起こしている原因を明確にすることが必要となります。

視力の定義

視力とは、2点を識別する眼の能力(最小分離閾)で示される視機能です。
視力1.0とは、直径7.5mm、切れ目幅1.5mmのランドルト環の方向を、
5mの距離で認識できる能力をいいます。

上記図は、「ランドルト環」といい、視力検査に使用する指標です。
この切れ目幅1.5mmとは視角1分に相当し、視力は、
視力=1/視角(分)で求められます。

視力低下

視力低下とは、名の通り視力が低下している状態のことです。
裸眼視力が低下したのか、眼の異常が原因で矯正しても視力がでないのか、原因は様々あります。

アプリ

PC用の簡易視力検査
http://eyeportal.jp/60siryokukensa
スマホ・アイフォン用の簡易視力検査
http://app-liv.jp/health/sokutei/1216/?tab=Free

※ どちらも簡易式で実際の視力と異なる場合があります。

検査の流れ

【はじめに】まずは問診を丁寧にお伺いします。
1. 機械による他覚的な屈折力(近視や遠視、乱視の度数)、眼圧を測定。
(←TONOREF III)
2. 裸眼の視力を測定。

3. 自覚的な矯正視力の測定(近視や遠視、乱視の眼鏡をかけて見やすくなるか、また視力がでるか確認します。)
※眼精疲労、近くが見えにくいなどの主訴があれば近見視力も測定します。
4. 診察室にて、眼の異常がないかを確認します。

眼底検査(散瞳検査)が必要な場合は、目薬で瞳孔を大きくして、詳しく検査を行います。

OCT眼底検査、診察室では細隙灯顕微鏡で医師が観察します。

DRI OCT Triton

上記の検査を行い、眼鏡が必要なのか、治療が必要なのかを医師が判断します。

学校の目の検査で異常があったら当院へ!

視力低下の治療

何が原因で視力低下が起きているのかを診断してからの治療となります、まずは視力低下を引き起こしている原因を明確にすることが必要となります。

新宿東口眼科医院では視力低下の治療法として、点眼治療、ワック(両眼視簡易検査器)を行っております。

ワック(両眼視簡易検査器)


美しいカラー立体風景を5分間見るだけで、遠くの景色を長時間見つめるのと同じ効果が得られます。

点眼治療

※ただし近視の進んだ方や成人には効果はあまり期待できません。

視力低下の注意点

どんなに近視が進行して視力が低下しても、その延長として失明することはありません。しかし、近視が強くなると網膜が薄くなり、網膜剥離を引き起こす可能性があります。また糖尿病になれば、糖尿病網膜症という目の病気にかかる危険もでてきます。つまり近視乱視遠視だけが原因で失明することはなくても、他の疾患がきっかけになり失明する可能性は考えられるということです。

関連疾患

上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。

強膜炎・上強膜炎

※記載内容はあくまで一般的なもので、実際の治療法、治療薬、検査等に関しては、全てご担当した医師が決定するため、記載内容と一致するとは限りませんのでご理解の程宜しくお願い致します※
強膜炎・上強膜炎
強膜炎・上強膜炎の症状・原因の説明です。新宿東口眼科医院では、点眼での治療が主になります。

強膜炎とは

強膜とは、白目の一番表面にあるのが結膜(半透明の膜)で、その下にあるのが強膜という白い強い膜です。その強膜をさらに細かく分類すると、表層の部分である「上強膜」と、その下の「強膜」とに分けることが出来ます。そして疾患名も、炎症を起こす部位によって「上強膜炎」と「強膜炎」に分けられます。一般的に、上強膜炎よりも強膜炎のほうが症状が強いといわれています。

主な原因

様々な物質によって引き起こされるアレルギー反応としての症状や、関節リウマチ・全身性エリテマトーデスなどの自己免疫疾患などが挙げられます。しかし、多くは原因不明です。症状が酷くなければ、原因の特定はせずに治療を行います。

主な自覚症状

紫がかった赤色をした特殊な充血(毛様充血)・圧痛・また、炎症部位が眼の後ろの部分の強膜まで及ぶと視力低下をきたします。強膜の部分が隆起する事もあります。これらの症状は主に強膜炎で見られるのに対して、上強膜炎では充血以外の症状は軽度で済むことが多いです。

主な検査方法

細隙灯(さいげきとう)顕微鏡(スリットランプ)による検査で容易に診断できます。

主な治療方法

原因としてウイルスや細菌が考えられる場合はそれらに対する投薬を行います。炎症に対してステロイドなどの消炎剤を投与して、症状を抑える治療をします。ステロイドには緑内障などの副作用がありますので、用心の為に定期的な経過観察を行うのが理想です。

上強膜炎とは

強膜の表面の部分は、比較的血管が多く上強膜(じょうきょうまく)といいます。上強膜炎は、この部分に炎症が起こったもので、青年期にみられ、男性よりも女性に多く発症します。また、全身疾患に合併することもまれにあります。

主な原因

上強膜炎は原因不明の再発性の疾患です。自己の組織に対する免疫反応が自己組織を攻撃する自己免疫疾患や、さまざまな全身性の炎症性疾患(梅毒、結核、サルコイドーシス、痛風など)、局所の感染などが原因としてあげられていますが、多くは原因不明で、眼の病気のなかで最もその実態がわかっていない病気のひとつです。

主な自覚症状

充血が強いですが、上強膜炎ではそれ以外の症状は軽度です。強膜が溶ける例(壊死性(えしせい)強膜炎)では、その部分の強膜が薄くなって、中のぶどう膜という濃い茶色の部分が透けて見えるようになるため、白眼に黒いところが出てきたように見えます。

主な検査方法

視力や眼圧をお調べし、細隙灯(さいげきとう)顕微鏡(スリットランプ)による検査で容易に診断できます。

主な治療方法

無治療でも数週間で改善する症例もありますが、基本的には副腎皮質ステロイドの点眼が治療の中心となります。感染症が原因であれば抗生剤か抗菌剤を併用します。炎症の範囲が広範囲の場合や充血の程度が強いと思われる場合は、結膜下注射を1日1回で数回追加するか、合成副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)を数日内服します。また原因となる体の疾患がみつかれば、その治療をします。

関連疾患

網膜色素変性症

※記載内容はあくまで一般的なもので、実際の治療法、治療薬、検査等に関しては、全てご担当した医師が決定するため、記載内容と一致するとは限りませんのでご理解の程宜しくお願い致します※

網膜色素変性症

網膜色素変性症の症状・原因の説明です。
新宿東口眼科医院では、視力検査散瞳眼底検査視野検査や、DRI OCT Triton(3次元眼底像撮影装置)により、病態を把握し、合併症に注意して経過観察をし、場合により網膜電位計 RETeval レチバルの可能な施設に紹介します。

網膜色素変性症とは

網膜色素変性症とは、網膜に異常な色素沈着が起こる一連の病気のことです。網膜の細胞が衰退していくに従って、暗い場所でものが見えににくくなったり、視界の周辺部が見えにくくなったりします。長い年数をかけて進行し、周辺から視野が狭窄してゆき、末期には失明するといわれています。
網膜色素変性症

網膜色素変性症の特徴

暗いところで見えずらさを感じる(夜盲)、視野が欠ける、視力低下などが挙げられます。

網膜色素変性症の特徴

網膜色素変性症の原因

この病気は、人口3,000~8,000人に一人の割合で起こると言われています。遺伝性による発病例が多いのですが、遺伝ではなく突然発病する場合もあります。
症状の進行はゆるやかですが、個人差がみられます。

網膜色素変性症の検査

視力検査視野検査を行い、その後眼底の詳しい検査をします。

眼底検査

眼底にある網膜やその手前にある硝子体の状態をくわしく調べるために行います。
検査の前に目薬をさして瞳孔を開きます。まぶしさを感じたり近くが見えづらくなる状態が約3時間続きますが、自然に元に戻ります。

OCT(光干渉断層計)

OCT(Optical Coherence Tomography: 光干渉断層計)とは、網膜(カメラで例えるとフィルムにあたる部分)の断層画像を撮影する検査です。このOCT検査により、診察だけでは分かりにくい網膜の状態を明らかにし、網膜の病気に対する治療方針の決定や、治療効果の判定に役立てることができます。
OCTを必要とする代表的な疾患は、黄斑円孔、黄斑前膜、糖尿病黄斑症、黄斑浮腫、加齢黄斑変性、網膜剥離、緑内障などです。

DRI OCT Triton

網膜色素変性症の治療

この病気は遺伝子が関係していることが多く進行性のため、残念ながら根本的な治療法がありません。したがって現在のところ病気の進行を遅らせることが、最大の治療となります。進行を遅らせる方法として、
  • 強い光を避けること、屋外では普段から遮光眼鏡をかける
  • ビタミンA・循環改善薬の服用
などが挙げられます。
網膜色素変性症の症状、進行には個人差があるので長い目で診察を受けていただき、経過をみる必要があります。

網膜色素変性症の治療

関連疾患

結膜フリクテン

※記載内容はあくまで一般的なもので、実際の治療法、治療薬、検査等に関しては、全てご担当した医師が決定するため、記載内容と一致するとは限りませんのでご理解の程宜しくお願い致します※
結膜フリクテン
結膜フリクテン(フリクテン性結膜炎)の症状・原因の説明です。
新宿東口眼科医院で点眼での治療を行ないます。

結膜フリクテンとは

結膜フリクテンは、角膜の近くの白く見える結膜に小さな水泡ができ、その周辺が充血する病気です。
軽い場合には、コロついて涙がでる程度ですが、強い場合には痛みもでてきます。
結膜フリクテン

主な原因

一種のアレルギーです。その原因は、昔は結核菌が多かったのですが、現在ではブドウ球菌や真菌(カビ)に対するアレルギーといわれています。

主な自覚症状

角膜(黒眼)に接する結膜が部分的に充血し、異物感を伴います。多くは角膜の右端か左端の結膜に起こります。数日すると充血の中心が隆起します。自然に治っても再発することが多くみられます。
白目にある場合は症状も強くありませんが、黒目にできると異物感・なみだなどの症状が強くなります。

主な検査方法

視力・眼圧を検査した後、症状から診断します。

主な治療方法

アレルギーを抑えるステロイド点眼薬で治療します。
ほとんどはそれで良くなってしまうのですが、まれに黒目にできたものが重症化することもあるため、しっかり治すことが必要です。
重症な場合には免疫抑制剤の点眼などが必要になることもあります。
この病気は、何度も再発を繰り返す事があります。その場合は、症状が現れている時にのみ点眼薬を使用し、症状が出ていない時には薬を中止するようにして下さい。

関連疾患

角膜実質炎

※記載内容はあくまで一般的なもので、実際の治療法、治療薬、検査等に関しては、全てご担当した医師が決定するため、記載内容と一致するとは限りませんのでご理解の程宜しくお願い致します※
角膜実質炎
角膜の実質の炎症である角膜実質炎は先天性と後天性のものがあり、後天性のものは感染によります。新宿東口眼科医院では、原因微生物に応じ点眼治療を行っております。

角膜実質炎の主な原因

先天性のものと後天性のものがあります。先天性の代表的なものは、先天梅毒と結核によるものです。
後天性の代表的なものは、細菌やウィルスなどの感染によるものが多くみられます。
角膜実質炎

角膜実質炎の主な自覚症状

はじめの2~3週間は両目の痛み、流涙、視力の低下があり、光をまぶしく感じます。
毛様充血があり、角膜は周辺部から濁りがでてきます。その後濁りは角膜全体に及び、視力はかなり低下し、まぶしさは一層強くなります。これを過ぎると徐々に症状はおさまり、濁りも消えていきますが、多くは角膜に混濁をのこしてしまいます。必ず虹彩炎を伴い、ときとして緑内障強膜炎を起こすこともあります。

関連疾患

ポスナー・シュロスマン症候群

※記載内容はあくまで一般的なもので、実際の治療法、治療薬、検査等に関しては、全てご担当した医師が決定するため、記載内容と一致するとは限りませんのでご理解の程宜しくお願い致します※
ポスナーシュロスマン症候群は発作的な目の炎症により、眼圧が高度に上昇する病気です。
新宿東口眼科医院では発作時の点眼治療と経過観察を行っております。

ポスナー・シュロスマン症候群とは

ポスナーシュロスマン症候群は、発作的な目の炎症によって眼圧が高度に上昇する病気です。眼圧が高くなることによって、緑内障性視野障害が発生してしまう可能性もあります。

ポスナー・シュロスマン症候群の原因

若い男性に多く、ストレスが原因となって起こるなどさまざまな説がありますが、いまのところはっきりとした原因はわかっていません。

ポスナー・シュロスマン症候群の症状と経過

著しい高眼圧(普段眼圧10-21mgの人が突然40mg以上になる。)にもかかわらず自覚症状に欠けることが多いのがこの疾病の特徴です。自覚症状としては、眼球痛、霧視、虹輪視、白目の充血、頭痛などがあります。数時間から数週間で回復しますが、数ヶ月から数年で再発することが多いです。

ポスナー・シュロスマン症候群の検査

新宿東口眼科医院では、 眼圧測定視野検査細隙灯顕微鏡検査眼底検査隅角検査により、診断を確定します。(必要に応じ、他の検査を行う場合もあります。)

ポスナー・シュロスマン症候群の主な治療方法

高眼圧に対して発作時のみ、眼圧降下剤を使います。
虹彩毛様体炎に対しては、 抗炎症剤を使います。
症状が落ち着いても、医師の経過観察が必要です。

関連疾患

ポスナー・シュロスマン症候群

診療時間

新宿東口眼科医院は、12/31~1/3を除き年中無休で診察しております。
休日(土曜/日曜/祝日)も診療している一般眼科です。
月~金 日・祝
11:30-13:45
15:00-19:30
=11:00-13:45/=15:00-19:00
=11:00-18:00(昼休みなし)
午前中の受付は診察開始10分前から行っております。

アクセス

TEL 03-5363-0507
住所 東京都新宿区新宿3-25-1 ヒューリック新宿ビル9階
最寄り駅 JR新宿駅東口 徒歩1分
丸の内線新宿駅B11出口
新宿東口眼科医院は新宿東口スタジオアルタから3軒目、1階にauが入っているビル9Fにあります。
1Fみずほ銀行新宿支店左脇にビル入口があります(地下鉄B11出口直結)。
ビル入口は休日(土曜、日曜、祝日)でも開いています。
1Fビル入口からエントランスホールを直進すると、自動ドアの奥にエレベータホールがあります。
エレベータで9Fまでお越しください。
※車椅子、その他介護の必要な方はご一報下さい。また、お車でお越しの際、到着しましたら、ご一報下さい。

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