薬なし版 | 新宿駅東口徒歩1分の眼科|新宿東口眼科医院 - Part 2
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眼瞼ミオキミア

※記載内容はあくまで一般的なもので、実際の治療法、治療薬、検査等に関しては、全てご担当した医師が決定するため、記載内容と一致するとは限りませんのでご理解の程宜しくお願い致します※

症状

瞼の上下どちらにも起こりますが、疲れたときなどに主に、片側の下瞼がピクピクと動く症状です。
眼瞼痙攣との違いは持続時間が長いことと、不規則で小さな動きという点です。比較的軽い病気なので疲れがとれると自然と治まっていくことがほとんどです。
眼瞼ミオキミアでは眼瞼の筋肉のごく一部だけが微細に動き、決して他の部位に拡大しません。

原因

肉体的な疲労だけではなく、精神的なストレスでも起こりやすいとされています。コーヒーなどの興奮性の食品や薬剤を摂取しても症状が強く出る場合があるそうです。
ミオキミアは健康な人でもワープロやパソコンの長時間操作などがもたらす眼精疲労や、寝不足の際に一時的に感じられることがると言われています。

治療

眼精疲労をとる成分配合の目薬を使用することがあります。

対策

パソコン・テレビ・テレビゲームで目を酷使して疲れ目になっている場合は、間に細かく休憩を入れたり、なるべく長時間行わないようにしてください。睡眠不足なら十分な睡眠をとってください。 ホットパックとアイスパックや、マッサージやツボ押しも疲れ目に効果的です。

※眼瞼ミオキミアと眼瞼痙攣のちがい

眼瞼痙攣も最初は同じような症状ですが、だんだん両眼のまぶたが上下とも等しくけいれんします。
ミオキミアは不規則に短時間筋肉の細かいけいれんが起こりますが、眼瞼痙攣はより速くけいれんします。自分の意思では瞼を上げることが困難になり、光がまぶしく感じることもあります。
眼輪筋(まぶたを閉じる筋肉)が不随意に収縮する病気で、ドライアイやヒステリー、チックなどが原因ではありません。

眼瞼ミオキミアは、治療(ごく微量の毒素を注射することで筋肉を弛緩させ、症状を抑える施術)の対象にはなりませんが、眼瞼痙攣は治療の対象となります。
そのため、眼瞼痙攣と眼瞼ミオキミアを見極める必要があります。
眼科を受診することによって治療が必要なのか、経過観察が必要なのか判断できます。眼瞼ミオキミアと分かった場合、原因が心理的なストレスであれば、それを取り除いていくことが大切です。

眼瞼の場合は眼科ですが、それが顔面におこるようでしたら脳外科、あるいは神経内科を受診してください。
分からなければ当院に来院していただき、診察の上適切は診療科へ紹介状を記載します。
※気になる点があった方は、新宿東口眼科医院にご来院されれば、検査の上、担当医師が説明をさせていただきます。

細菌性結膜炎

※記載内容はあくまで一般的なもので、実際の治療法、治療薬、検査等に関しては、全てご担当した医師が決定するため、記載内容と一致するとは限りませんのでご理解の程宜しくお願い致します※
細菌性結膜炎
細菌性結膜炎の解説です。新宿東口眼科医院では点眼での治療を行っております。

細菌性結膜炎とは

細菌の感染によっておこる結膜炎です。

細菌性結膜炎の主な原因

原因となる細菌(原因菌)には、ブドウ球菌、肺炎球菌、インフルエンザ菌、レンサ球菌、淋菌(りんきん)、緑膿菌(りょくのうきん)など、さまざまなものがあります。

細菌性結膜炎の主な自覚症状

細菌の種類によって多少異なりますが、一般的には急性または亜急性に発症し、充血、膿(うみ)をもった目やにや、ねばねばした目やに、流涙(りゅうるい)がおこります。とくに淋菌では、膿性の目やにをともなった結膜炎が特徴的です。
重篤(じゅうとく)な場合には、細菌性角膜潰瘍(さいきんせいかくまくかいよう)ができて激しい眼痛をおこしたり、菌血症(きんけつしょう)や髄膜炎(ずいまくえん)などの全身の病気に至るものもあります。

細菌性結膜炎の主な治療方法

病状から、炎症の原因となっている菌を推定して適応した薬剤が用いられますが、ふつうは、いろいろな種類の細菌に有効な抗生物質の点眼薬や軟膏(なんこう)が使用されます。
なかなかよくならない場合には、真菌(かび)や特殊な細菌が原因かもしれません。菌の培養など詳しい検査をして原因菌を確定し、それに有効な薬剤を用いる必要があります。

関連疾患

タイゲソン角膜炎

※記載内容はあくまで一般的なもので、実際の治療法、治療薬、検査等に関しては、全てご担当した医師が決定するため、記載内容と一致するとは限りませんのでご理解の程宜しくお願い致します※
タイゲソン角膜炎
タイゲソン角膜炎の症状・原因の説明です。
新宿東口眼科医院では、点眼での治療を行っております。

タイゲソン角膜炎とは

タイゲソンという人が発見した角膜炎です。両眼性で、角膜表層に多数の小さい混濁が生じます。なんらかのウィルス感染が関係しているとも言われていますが、はっきりした原因はわかっていません。

主な原因

ウィルスによるものと考えられていますが、現時点で原因は不明です。

主な自覚症状

異物感や眩しさ、流涙が主な自覚症状で、軽度の視力低下を訴えることもありますが、眼痛を生じることは少ないです。どの年齢層でもみられますが、20~30代の方に多くみられます。

治療法

自然に消退する傾向があるので、自覚症状が強くなければ様子を見てもよいでしょう。自覚症状が強い場合には、ステロイド点眼薬を使用します。再発を繰り返す場合には点眼回数、使用するステロイドの濃度に関して考慮します。異物感の強いときだけ点眼するようにする場合もあります。

予後

この疾患は長期にわたり症状が弱くなったり、強くなったりと繰り返すことが多く根治は困難ですが、重篤な視力障害を残すことはありません。この病気には、ステロイド点眼に反応しますので、点眼を継続的に使用することによって再発を緩和することはある程度可能です。

関連疾患

悪性緑内障

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悪性緑内障の症状・原因の説明です。
緑内障手術後に生じます。

悪性緑内障とは

緑内障や白内障の手術後に毛様体・水晶体間の房水流出抵抗の増大によって眼圧が上昇し、その眼圧上昇によって視神経が障害され視野異常が生じることを悪性緑内障といいます。
前房が極端に浅くなって眼圧が上昇するため、一見、原発閉塞隅角緑内障に似ていますが、原発閉塞隅角緑内障に対する手術後に生じることが多い疾患です。
かつては難治性だったため「悪性」という名前がつきましたが、ガンなどのように生命予後に関わる意味での呼称ではありません。場合によっては通常の白内障手術後に生じることもあります。
現在ではその病態も明らかになり、対処のすべもわかってきました。簡単にいえば、毛様体で産生された房水が、通常は虹彩の方に流れなければいけないのに何かの原因によって後方の硝子体中に流れてしまうようになり、その結果、房水が硝子体中にたまって出口を失った状態ということになります。
その結果虹彩は後方から前方に圧迫され、前房も浅くなり、あたかも原発閉塞隅角緑内障のような外見を示します。このきっかけは何らかの手術であることがほとんどなので、診断は比較的容易です。

治療方法

薬物治療として、散瞳・調節麻痺点眼剤や眼圧降下剤を使用しますが、効果が少ない場合には硝子体中に貯留した房水を抜き取る手術を行います。

新宿東口眼科医院では手術は行っておりませんが、診察の上他院を紹介いたします。

関連疾患

ステロイド緑内障

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ステロイド緑内障の症状・原因の説明です。
ステロイド剤の副作用で発症するタイプの緑内障です。

ステロイド緑内障とは

継続的にステロイドホルモンを含む薬物を使用することで房水流出が障害され、眼圧が上がる事によって起こる緑内障をステロイド緑内障といいます。
ステロイド剤が原因であることを除けば病態は原発性開放隅角緑内障と同じです。ステロイドの中止によって房水流出が正常化して眼圧が下がることが多いのですが、もともと原発性開放隅角緑内障などの緑内障が存在していたと思われるケースもあり、必ず眼圧が正常化するとは限りません。眼圧の状態によって降圧治療が必要になります。
この緑内障の起こりやすさには薬物の種類・投与方法と体質が関係することがわかっています。

主な原因

内服などの全身投与と比べると点眼や眼瞼への軟膏塗布などの局所投与の方が眼圧上昇をきたしやすいといわれています。
遺伝的に眼圧が上昇しやすい体質の人をsteroid responder(反応しやすい人という意味)と呼びます。steroid respondeの人は強いステロイドの点眼薬を1~2週間続けただけで眼圧が高くなってしまうことがありますが、 responderでなくても長期にわたるステロイドの使用は眼圧を上昇させる危険があります。
ステロイド剤は白内障術後やぶどう膜炎などの眼内炎症の場合はもちろん、花粉症などのアレルギー性結膜炎やアトピー性皮膚炎などかなり広範囲の疾患に使用されていますので、連用する場合には定期的な検査が必要です。

治療方法

ステロイド薬に起因する眼圧上昇の場合は、可能な場合はステロイド薬をやめることで眼圧が下がることが多いようです。。

関連疾患

シェーグレン症候群

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シェーグレン症候群の症状・原因の説明です。
新宿東口眼科医院では、点眼やプラグ治療を行っております。

シェーグレン症候群とは

涙が出にくい、唾液が出にくいことを特徴とする自己免疫病です。
中年の女性によくみられ、わが国には約三万人の患者がいます。主に、涙腺や唾液腺などの外分泌腺に炎症が生じ、涙や唾液などが出にくくなる病気です。慢性関節リウマチや強皮症など、他の膠原病と合併することが約半数にみられます。他の膠原病をともなわない場合は、乾燥症候群と呼ぶこともあります。
シェーグレン症候群

主な原因

自己免疫による疾患で、自分の身体の成分に対して免疫反応を起こすことによる疾患です。遺伝的要因、ウイルスなどの環境要因、免疫異常、更に女性ホルモンの要因が考えられています。これらの4つの要因が複雑に関連し合って発症するものと考えられ、どれか一つの原因で発病するわけではありません。また、慢性関節リウマチに合併する場合が非常に多いのも特徴のひとつです。

主な自覚症状

涙が出ない、異物感、痒み、痛み、疲れ、物がよく見えない、まぶしい、目やにがたまる等。

治療法

現状では根本的にシェーグレン症候群を治癒させることは出来ません。したがって治療は乾燥症状を軽快させることと疾患の活動性を 抑えて進展を防ぐことにあります。目の乾燥、口の乾燥はひどくなると著しく生活の質(QOL)を障害しますので、毎日の点眼、口腔清潔を心がける必要があ ります。エアコン、飛行機の中、風の強い所、タバコの煙などに注意が要ります。皮膚に対して、石鹸の使用、頻繁に風呂に入ること、特に熱い湯は良くありません。規則正しい生活、休養、バランスのとれた食事、適度の運動、ストレスを取り除く等の注意 が必要です。

1.点眼液による治療

涙液分泌自体を促進させる薬物はなく、人工涙液点眼液で不足した涙液の補充を行う方法です。涙液分泌が少ない為に点眼液に含まれる防腐剤などの添加物による副作用が起こりやすいので、点眼液は添加剤を含まないものを使用しましょう。

2.涙点閉鎖による治療

涙点の拡張・切開などの涙点形成術があります。また、涙は目の表面から蒸発する以外はほとんどが涙点から鼻に出る為、涙点を閉じて涙の流出を抑え、涙を眼の表面に十分に溜める方法があります。新宿東口眼科医院では「シリコン製涙点プラグ」「コラーゲン製涙点プラグ」を利用した治療をしております。

関連疾患

スティーブンス・ジョンソン症候群

※記載内容はあくまで一般的なもので、実際の治療法、治療薬、検査等に関しては、全てご担当した医師が決定するため、記載内容と一致するとは限りませんのでご理解の程宜しくお願い致します※
スティーブンス・ジョンソン症候群の症状・原因の説明です。
新宿東口眼科医院では、点眼やプラグ治療を行っております。

スティーブンス・ジョンソン症候群とは

主に口の中、眼、腟などの粘膜に水疱が生じ、発疹が集まった部分ができます。中毒性表皮壊死症でも粘膜に同様の水疱ができますが、スティーブンス‐ジョンソン症候群ではさらに、皮膚の最も外側に位置する表皮が、体の広い範囲で大きくはがれます。どちらの病気も命にかかわります。
スティーブンス・ジョンソン症候群

主な原因

医薬品、ウイルス、マイコプラズマ、細菌、真菌などの感染、悪性腫瘍、膠原病、放射線療法、寒冷、太陽光線などの物理的刺激等によって起こるアレルギー性の皮膚反応 (III型アレルギー)と考えられています。医薬品が原因となる場合が多いとされており、文献によるとスティーブンス・ジョンソン症候群の59%は医薬品が原因と推定されたとの報告があります。

主な自覚症状

紅斑、水疱、糜爛が皮膚や粘膜の大部分の部位に広く現われることに加え、高熱や悪心を伴います。また、皮膚や粘膜だけではなく目にも症状が現れると偽膜性結膜炎や極度の涙液欠如による角膜混濁で失明することもあり、治癒後も目に後遺症が残ることもあります。スティーブンスジョンソン症候群のが原因で死亡してしまう確率は患部が体表の10%未満の場合なら致死率5%といわれています。

治療法

眼科的合併症の程度は、涙液機能と輪部機能がどの程度保たれるかによって大きく左右されます。軽症例では、軽度の涙液分泌低下や点状表層角膜症を認めるのみのことが多く、人工涙液や角膜上皮障害治療薬の投与、涙点プラグなどの処置が行われます。視機能が保たれているものでも、眼瞼や睫毛の異常が残存し、その管理を長期にわたって行うことが必要となる例も多くあります。重症例では、輪部機能不全、涙液分泌低下、睫毛乱生や眼瞼の角化・瘢痕化、マイボーム腺機能不全による眼表面の炎症や障害が繰り返し生じます。その結果、結膜侵入、新生血管侵入、眼表面上皮の角化を伴う瘢痕性角結膜症の状態となり、角膜実質の混濁や眼表面の皮膚化をきたし、時に両眼とも失明状態となる事も少なくありません。この時期に至ると、視機能の回復のためには、羊膜移植、輪部移植、培養上皮シート移植などの眼表面再生術が必要となりますが、涙液分泌が全くなく角膜表面が皮膚のように角化したり、睫毛乱生や眼瞼の異常を伴う例では治療が困難です。


新宿東口眼科医院では手術は行っておりませんが、診察の上他院を紹介いたします。

関連疾患

眼瞼炎

※記載内容はあくまで一般的なもので、実際の治療法、治療薬、検査等に関しては、全てご担当した医師が決定するため、記載内容と一致するとは限りませんのでご理解の程宜しくお願い致します※

まぶたや、まつげの生えぎわ、目尻に起こる炎症を眼瞼炎といいます。
新宿東口眼科医院では薬物治療を行っております。

眼瞼炎とは

「眼瞼炎」はまぶたに起こる炎症で、まぶたの皮膚に起こる「眼瞼皮膚炎」、まつげの付け根あたりに起こる「眼瞼縁炎」、目尻に起こることが多い「眼角眼瞼炎」の総称です。一般的に炎症の種類ごとに薬を使い分け治療を行います。

原因

眼瞼炎には、細菌、あるいはウイルスに感染して起こる「感染性」のものと、薬品や化粧品などに対するかぶれやアレルギーで起こる「非感染性」のものがあります。眼瞼に起こる炎症で、細菌やウイルスによる感染性と、薬品・化粧品などの化学物質(建材塗料や接着剤も)や動物の毛・植物などに対するかぶれやアレルギー性の原因があります。

症状

症状は、眼瞼皮膚の赤み、脹れ(時に“しこり”)、分泌物で、アレルギー性ではかゆみ、感染性では痛みを伴います。

治療

感染性の場合は抗生物質による治療を、ヘルペスウイルス性のときは抗ウイルス薬を用います。非感染性の場合はまぶたをよく洗って清潔にすることを心がけ、併せてステロイド薬を用います。
細菌感染が原因の場合は、細菌に対抗する抗生物質による目薬や軟膏を用いた薬物治療を行います。
眼瞼炎は、基本的にそのままにしておいても自然に治ることがありますが、眼瞼縁炎によるただれや膿瘍がある場合に治療せず放置すると、まつげの脱毛などを引き起こす可能性があります。炎症が起きたときは、眼科できちんと受診して診て貰う事が必要です。

関連疾患

涙嚢炎

※記載内容はあくまで一般的なもので、実際の治療法、治療薬、検査等に関しては、全てご担当した医師が決定するため、記載内容と一致するとは限りませんのでご理解の程宜しくお願い致します※
涙嚢炎は鼻涙管閉塞や狭窄のため涙嚢に溜まった涙に細菌が感染して起きます。 新宿東口眼科医院では抗生剤点眼を基本としつつ、必要に応じ抗生剤内服、洗浄、排膿を行い、手術が必要であれば手術のできる病院に紹介します。

涙嚢炎とは

涙は上まぶたの外方にある涙腺でつくられます。涙は目頭の上下の瞼縁にある涙点から涙小管と呼ばれる細かい管に入り、目と鼻の間にある涙嚢に集まります。
涙嚢炎とは、この部分に炎症が起きた状態をいいます。
涙嚢炎

涙嚢炎の主な原因

涙嚢炎の原因の多くは鼻涙管閉塞です。鼻涙管閉塞とは、先天的または後天的に、鼻涙管に閉塞や狭窄(狭くなること)が起きる病気が原因で、涙嚢に溜まった涙に細菌が住みつき涙嚢炎になるのです。先天的鼻涙管閉塞は新生児によくみられますが、成長とともに自然に治ることがあります。後天性のものは、鼻炎や蓄膿症が原因となって鼻涙管が詰まる場合と、結膜炎などの炎症が広がったことが原因で鼻涙管が詰まる場合とがあります。

涙嚢炎の主な症状

涙嚢炎には、慢性涙嚢炎と急性涙嚢炎があります。

慢性涙嚢炎

涙嚢に最近が繁殖して膿汁をつくり、涙嚢部を押すと、膿汁や汚れた涙が逆流してきます。涙目をそのままにしておくと、慢性涙嚢炎になりやすくなります。

急性涙嚢炎

慢性涙嚢炎が急に悪化したものです。涙嚢部が突然強く痛み、その部分の皮膚が赤くなり、はれます。時には発赤と腫れがほおにまで広がり、痛くて夜眠れないこともあります。そのまま放置すると、涙嚢が破れ、治りますが、後が残ることがあります。

涙嚢炎の検査

目頭にある涙点から生理食塩水を注入し、正常であれば鼻の奥に通過してゆくことが確認できますが、生理食塩水が涙点から逆流する場合は鼻涙管閉塞症であると診断することができます。さらに、逆流の中に膿が多い場合は、涙嚢炎まで合併していると判断できます。

涙嚢炎の治療

慢性涙嚢炎

治療は、抗生物質や消毒液で涙嚢を洗浄したり、涙道へ細い針金を通したりしますが、一時的で根治しにくいものです。したがって、手術で涙嚢を取り出してしまうか、涙嚢から鼻腔へ別の涙の道をつくるかしないと根治はむずかしくなります。慢性涙嚢炎を放置しておくと、時として急性涙嚢炎をおこすことがあるほか、角膜を傷つけると、角膜潰瘍を起こして失明する危険がありますので、根治して危険を取り除いておくことが必要です。

急性涙嚢炎

急性涙嚢炎は、抗菌薬、抗生物質を投与したり、排膿を行ったりして治療し、急性涙嚢炎をまず治してもとの慢性涙嚢炎に戻します。さらに涙嚢を取り出す手術か、涙嚢と鼻腔へ新しい道をつくる手術を行ったりして、根治の方向へ持っていきます。


なお、新宿東口眼科医院では手術は行っておりませんが、診察の上他院を紹介いたします。

関連疾患

眼瞼ヘルペス

※記載内容はあくまで一般的なもので、実際の治療法、治療薬、検査等に関しては、全てご担当した医師が決定するため、記載内容と一致するとは限りませんのでご理解の程宜しくお願い致します※
眼瞼ヘルペス
眼瞼ヘルペスの症状・原因の説明です。
新宿東口眼科医院では主に目薬と軟膏にて治療を行っております。

眼瞼ヘルペスとは

唇やその周囲に小さな水ぶくれが出来る病気“口唇ヘルペス”の原因である単純ヘルペスウイルスが目の部分に感染するとヘルペス性眼瞼炎を引き起こします。単純ヘルペスウイルスには1型と2型がありますが、眼瞼炎や角膜炎は1型による場合が多いです。
眼瞼ヘルペス

感染と経過

乳幼児期に初感染することが多く、その際は眼瞼の水疱性皮膚炎と急性ろほう性結膜炎の症状を呈することがありますが、症状がでない不顕性感染で終わることもあります。 初感染の後、ウイルスは三叉神経節にひそみ、風邪や疲労、外傷、ストレス、老化、薬剤の使用(ステロイド、免疫抑制剤など)などの体の抵抗力や免疫機能が低下すると再び増殖して病変を形成します。

主な原因

細菌感染、外部的な刺激、体質によるものがあり、症状も個人差があります。

主な自覚症状

痛みをともなう発疹(ほっしん)が眼瞼の皮膚にできます。目の充血をおこして結膜炎(けつまくえん)や角膜炎(かくまくえん)を合併することもあります。

治療法

治療には抗ウイルス剤が効果的です。細菌による混合感染の予防のため抗菌剤の点眼も併用する場合があります。ぶどう膜炎を併発したり重症化してしまった場合には内服治療を行うことがあります。

関連疾患

眼瞼ヘルペス

診療時間

新宿東口眼科医院は、12/31~1/3を除き年中無休で診察しております。
休日(土曜/日曜/祝日)も診療している一般眼科です。
月~金 日・祝
11:30-13:45
15:00-19:30
=11:00-13:45/=15:00-19:00
=11:00-18:00(昼休みなし)
午前中の受付は診察開始10分前から行っております。

アクセス

TEL 03-5363-0507
住所 東京都新宿区新宿3-25-1 ヒューリック新宿ビル9階
最寄り駅 JR新宿駅東口 徒歩1分
丸の内線新宿駅B11出口
新宿東口眼科医院は新宿東口スタジオアルタから3軒目、1階にauが入っているビル9Fにあります。
1Fみずほ銀行新宿支店左脇にビル入口があります(地下鉄B11出口直結)。
ビル入口は休日(土曜、日曜、祝日)でも開いています。
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※車椅子、その他介護の必要な方はご一報下さい。また、お車でお越しの際、到着しましたら、ご一報下さい。

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