コンタクトレンズ診療|新宿東口眼科医院|新宿区新宿駅前の眼科

乱視用コンタクトレンズ使用者による座談会

乱視用コンタクトレンズ使用者による座談会

【 座談会の参加者 】
乱視用レンズ使用者 2名:Aさん(27歳)、Bさん(23歳)
乱視はあるが球面レンズを使用している方 2名:Cさん(30歳)、Dさん(20歳)

司会:乱視用レンズを使用している方と、乱視はあるが近視用レンズを使用している方それぞれに、乱視用レンズについてご意見を頂きたいと思います。
乱視用レンズをお使いのお2人は、乱視用レンズを使ってみての感想はいかがでしょうか。

Aさん:乱視用レンズを使ってから、文字がにじんで見えることが少なくなったと思います。駅の電光掲示板の文字が目を細めなくても見えるようになり、眼の疲れも減ったような気がします。

Bさん:私も乱視用レンズを使い始めてから道路の標識が見やすくなったので、車の運転がしやすくなりました。また、Aさんと同じようにパソコン作業のときなどは目を細めがちだったので常に顔がこわばっていたのですが、目を細めなくても見えるようになったので、目の疲れもなくなりました。

司会:お二人ともありがとうございました。お二方とも見えやすくなり、眼の疲れが減ったということでした。では、乱視はあるが乱視用レンズを使っていない方はどうでしょうか。

Cさん:前に乱視用レンズは試してみたことがあるのですが、付け心地が良くなくかったです。違和感があったので、普通のレンズに戻してしまいました。
何か良いレンズはありませんか?

Aさん:そうですか。私は乱視用レンズを使ってますが、付け心地は気にならないですうよ。J社のレンズなのですが、違和感はなかったです。

司会:乱視用レンズは眼の中で安定するように、普通の球面レンズよりも若干厚くなっているので、Cさんはそう感じたのかもしれません。ですが、最近はレンズの付け心地を改善するためレンズ表面を滑らかにする工夫がされています。乱視用コンタクトレンズは、メーカーによって付け心地に差があるので、AさんがおっしゃるようにJ社のレンズを一度試してみても良いかもしれません。

司会:Dさんはどうですか。

Dさん:乱視用レンズにしたいのでが、価格が高いので迷っています。毎日使うものなので、そのコストを考えるとためらってしまいます。

司会:そうですね。乱視用レンズは近視と乱視の両方を矯正するため、近視用レンズよりも高度な技術が必要になりますが、以前は高いものが多かったのですが、最近は近視用のレンズと同じ値段で乱視用も発売されています。
たしかに毎日使うものなので、値段は気になりますね。

Aさん:使い捨て乱視用コンタクトはワンデーや2ウィークがありますが、2ウィークですと比較的安価で出ているので、年間コストは抑えらるのではないでしょうか。使い分けてもいいかもしれません。私は普段は2ウィークですが、旅行や出張のときはワンデーというようにしています。2ウィークはケアが必要ですけれど、ケア用品も付け置きタイプの楽なタイプもあるんですよね。

Dさん:なるほど。2ウィークだとお手入れが大変だと思っていましたけれど、それなら良さそうです。

司会:最近では、乱視用のサークルレンズ(黒目を大きく見せるための色がついたレンズ)が出ています。もちろん近視と乱視との両方の度数が入っているものです。乱視用レンズの需要は更に増えていくのではないでしょうか。Bさんはご存知でしたか。ただし乱視の角度によってはご用意が出来ない場合もありますので注意が必要です。

Bさん:知りませんでした。それを聞いて是非試してみたいと思いました。乱視だけど、お出かけのときは我慢して普通のサークルレンズを使っていたんです。ショッピングのときに値札の小さい数字が見えないのがストレスだったので、うれしいです。

司会:乱視用レンズは、細かい文字が見えやすくなること、疲れが軽減されるというメリットがあります。一般的に乱視のある方は見るものの距離に関わらず、見え方がぼやけて見えます。
ピントを合わせようと筋肉を動かす為、疲れの原因となるのです。
入れ心地が気になる方は、いくつかのメーカーのレンズを試したり、コストが気になる方は、パソコンを使うときや車を運転するときなど、乱視用のレンズを、普段は禁止のレンズを、というように使い分けても良いかもしれません。

Cさん:そうですね。入れ心地の良いレンズが出ているなら試してみたいと思います。自分の目に合うレンズを試してみたいですね。

Dさん:乱視用コンタクトレンズの種類がこんなに豊富だなんで知らなかったです。近視用のレンズでもある程度見えていればいいと思っていましたが、毎日目に入れるものだから、考え直してみようと思いました。

司会:そうですね、レンズとの相性や、患者様それぞれの乱視の状態によって処方できる方とそうでない方がおりますので、まずはお近くの眼科にご相談下さい。本日はありがとうございました。

予約はコンタクトレンズ診療予約または一般外来予約のすべての医師で受け付けておりますが、コンタクトレンズ診療予約ですと比較的待ち時間が少なくスムーズにご案内できます。
丁寧な対応をモットーにしております。

コンタクトレンズ診療担当医

院長新川 恭浩
(日本眼科学会認定 眼科専門医)

新川医師
所属学会
日本眼科学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会
経歴

平成13年 熊本大学医学部卒
平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
平成20年 高松赤十字病院 勤務
平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務

平成26年10月~新宿東口眼科医院 勤務
平成27年9月 新宿東口眼科医院 院長 就任

常勤長谷川 二三代
(日本眼科学会認定 眼科専門医)

所属学会
日本眼科学会、日本弱視斜視学会、日本神経眼科学会
経歴

平成4年 帝京大学医学部卒業
     帝京大学医学部麻酔科学教室入局
平成6年 東京警察病院麻酔科派遣勤務・麻酔標榜医取得
平成7年 帝京大学医学部眼科学教室入局
平成9年 社会福祉法人 聖母会 聖母病院派遣勤務
平成12年 日本眼科学会眼科専門医取得
平成14年 聖母病院眼科医長
平成15年 医学博士取得
平成27年 社会福祉法人 聖母会 聖母病院退職

令和2年4月~ 新宿東口眼科医院 常勤医師就任

主な論文

眼科臨床医報 第91巻 第4号(1997年4月)学校における眼外傷の後遺症について
眼科臨床医報 第99巻 第5号(2005年5月)白内障術後に周期性が消失した周期性上下斜視の1例
帝京医学雑誌 第26巻 第3号(2003年5月)間歇性外斜視に対する遮蔽試験における眼球運動の定量的解析

定期非常勤安藤 祐子
(日本眼科学会認定 眼科専門医)

安藤医師
所属学会
日本眼科学会
経歴

昭和63年 東海大学 医学部卒
平成元年 国立東京第二病院勤務
平成6年 総合新川橋病院眼科勤務

平成21年1月~新宿東口眼科医 院非常勤医師就任

定期非常勤大木 隆太郎
(日本眼科学会認定 眼科専門医)

大木医師
所属学会
日本眼科学会
経歴

昭和62年 埼玉医科大学卒業
昭和62年 埼玉医科大学 大学院卒業
昭和63年 埼玉医科大学 眼科学教室医局長
平成18年1月 埼玉医科大学 助教授
平成26年1月 新宿東口眼科医院 非常勤医師就任

主な論文

Effects of argon and krypton laser photocoagulation on chorioretinal lesions with subretinal hemorrhage(1987)

定期非常勤青柳 蘭子
(日本眼科学会認定 眼科専門医)

所属学会
日本眼科学会、日本網膜硝子体学会
経歴

平成19年 日本大学医学部卒

平成20年4月 昭和大学付属豊洲病院(初期研修)
平成23年4月 町田市民病院
平成26年4月 東京労災病院

平成29年9月~新宿東口眼科医院 非常勤医師就任

主な論文

Subfoveal choroidal thickness in multiple evanescent white dot syndrome.

定期非常勤寺内 博夫
(日本眼科学会認定 眼科専門医)

所属学会
日本眼科学会
経歴

昭和56年 帝京大学医学部卒業
昭和56年 帝京大学付属病院
昭和59年 天理よろづ相談所病院
平成2年  医療法人永田眼科
平成14年 関西医科大学付属病院
平成18年 医療法人寺内眼科
平成25年 医療法人永田眼科

平成28年11月~新宿東口眼科医院 非常勤医師就任

定期非常勤遠藤 一葉
(日本眼科学会認定 眼科専門医)

遠藤医師
経歴

平成10年 聖マリアンナ医科大学医学部卒業
平成17年 東邦大学医学部大学院卒業

職歴
平成13年 東邦大学医学部付属病院
平成17年 千葉大学医学部付属病院
平成21年 船橋中央病院

主な論文

Persistent functional and morophological abnormalities of macula after successful retinal detachment surgery.

Changes in multifocal oscillatory potentials after internal limiting membrane removal for macular hole.

定期非常勤杉本 幸子
(日本眼科学会認定 眼科専門医)

眼科医 高田医師
経歴

2008年03月: 旭川医科大学医学部医学科卒業
2012年03月: 東京大学医学部附属病院初期研修修了
2015年03月: 東京大学医学部附属病院後期臨床研修修了(眼科学専攻)
2017年06月: 眼科専門医取得

主な論文

Vogt–Koyanagi–Harada disease in 3-year-old boy