コンタクトレンズ診療|新宿東口眼科医院|新宿区新宿駅前の眼科

アキュビューオアシス

ジョンソンエンドジョンソン/アキュビューオアシス

医療用具承認番号:22200BZX00226000

国内初の2週間使い捨てシリコンハイドロゲルコンタクトレンズ
シリコンハイドロゲル(以下シリコン)のコンタクトレンズはチバビジョン社が「O2オプティクス」というレンズを既に発売していましたが、1ヶ月交換のコンタクトレンズであることと素材が若干硬かったため2週間使い捨てコンタクトレンズのユーザーには受け入れられなかった方も多かったようです。
元々、シリコンという素材ですと作りが従来のソフトコンタクトレンズよりも硬めになってしまう傾向があるようですが、オアシスはその点も克服していて装用感が合わないというケースは本当に極まれです。
このコンタクトレンズの登場からシリコン素材のコンタクトレンズの注目度が高まり、今では2週間使い捨てを使用している方の半数近くがシリコンレンズの使用者だそうです。

同時に発売された「アドバンス」との違い

ジョンソン・エンド・ジョンソンはオアシスと同時にアドバンスというレンズを発売しました。どちらもシリコン素材のコンタクトレンズですが、アドバンスは海外ではオアシスより2年程早くから発売されていました。シリコン素材ですから長時間装用しても十分な酸素透過量はありますが、含水率がオアシスより高いので乾燥感の軽減は自覚的にはわかりにくいと思いますので、乾きを減らしたい方はオアシスをお試し下さい。

シリコン素材の長所

従来のソフトコンタクトレンズの最大の短所は酸素の透過性が良くないことでした。
このため、12時間以上の長時間装用は眼に影響を受けやすいと言われていました。しかし、シリコンだと裸眼でいるのとほぼ同じくらいの酸素が透過しますので、長時間装用しても安心して使えます。
更に、酸素の透過性が高い素材は素材の持つ水分率(含水率)を下げても良くなります。
含水率が高いと、素材の酸素透過性の低さを多少助けてくれるのですが、その代わりにレンズから蒸発する水分量が多くなり、涙を多く吸い取られ、結果、装用時の眼の乾きが強くなります。オアシスは従来タイプのレンズ装用時の眼の乾燥感が強かった方々にはかなり高い評価を受けています。それは、素材の含水率が低い事だけではありません。

シリコン素材の長所

潤い効果の仕組み


先に述べたように含水率が低い方が眼の乾きは軽減されますが、オアシスにはもう1つ仕組みがあります。
それは、素材自体に保湿成分を混ぜ合わせていることです。この方法だと素材自体が保湿性を持ちレンズ自体が更に乾きにくくなるのです。よって、含水率が低いこととのダブルの効果で、乾きの軽減が高い確率で実感できるコンタクトレンズとして評価されています。

潤い効果の仕組み

UVカットと裏表のわかりやすいマーキングも付いています

UVカット

【製品スペック】

メーカーサイトへ
http://acuvue.jnj.co.jp/product/oasys/

コンタクトレンズ診療担当医

院長新川 恭浩
(日本眼科学会認定 眼科専門医)

新川医師
所属学会
日本眼科学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会
経歴

平成13年 熊本大学医学部卒
平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
平成20年 高松赤十字病院 勤務
平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務

平成26年10月~新宿東口眼科医院 勤務
平成27年9月 新宿東口眼科医院 院長 就任

常勤長谷川 二三代
(日本眼科学会認定 眼科専門医)

所属学会
日本眼科学会、日本弱視斜視学会、日本神経眼科学会
経歴

平成4年 帝京大学医学部卒業
     帝京大学医学部麻酔科学教室入局
平成6年 東京警察病院麻酔科派遣勤務・麻酔標榜医取得
平成7年 帝京大学医学部眼科学教室入局
平成9年 社会福祉法人 聖母会 聖母病院派遣勤務
平成12年 日本眼科学会眼科専門医取得
平成14年 聖母病院眼科医長
平成15年 医学博士取得
平成27年 社会福祉法人 聖母会 聖母病院退職

令和2年4月~ 新宿東口眼科医院 常勤医師就任

主な論文

眼科臨床医報 第91巻 第4号(1997年4月)学校における眼外傷の後遺症について
眼科臨床医報 第99巻 第5号(2005年5月)白内障術後に周期性が消失した周期性上下斜視の1例
帝京医学雑誌 第26巻 第3号(2003年5月)間歇性外斜視に対する遮蔽試験における眼球運動の定量的解析

定期非常勤安藤 祐子
(日本眼科学会認定 眼科専門医)

安藤医師
所属学会
日本眼科学会
経歴

昭和63年 東海大学 医学部卒
平成元年 国立東京第二病院勤務
平成6年 総合新川橋病院眼科勤務

平成21年1月~新宿東口眼科医 院非常勤医師就任

定期非常勤大木 隆太郎
(日本眼科学会認定 眼科専門医)

大木医師
所属学会
日本眼科学会
経歴

昭和62年 埼玉医科大学卒業
昭和62年 埼玉医科大学 大学院卒業
昭和63年 埼玉医科大学 眼科学教室医局長
平成18年1月 埼玉医科大学 助教授
平成26年1月 新宿東口眼科医院 非常勤医師就任

主な論文

Effects of argon and krypton laser photocoagulation on chorioretinal lesions with subretinal hemorrhage(1987)

定期非常勤青柳 蘭子
(日本眼科学会認定 眼科専門医)

所属学会
日本眼科学会、日本網膜硝子体学会
経歴

平成19年 日本大学医学部卒

平成20年4月 昭和大学付属豊洲病院(初期研修)
平成23年4月 町田市民病院
平成26年4月 東京労災病院

平成29年9月~新宿東口眼科医院 非常勤医師就任

主な論文

Subfoveal choroidal thickness in multiple evanescent white dot syndrome.

定期非常勤寺内 博夫
(日本眼科学会認定 眼科専門医)

所属学会
日本眼科学会
経歴

昭和56年 帝京大学医学部卒業
昭和56年 帝京大学付属病院
昭和59年 天理よろづ相談所病院
平成2年  医療法人永田眼科
平成14年 関西医科大学付属病院
平成18年 医療法人寺内眼科
平成25年 医療法人永田眼科

平成28年11月~新宿東口眼科医院 非常勤医師就任

定期非常勤遠藤 一葉
(日本眼科学会認定 眼科専門医)

遠藤医師
経歴

平成10年 聖マリアンナ医科大学医学部卒業
平成17年 東邦大学医学部大学院卒業

職歴
平成13年 東邦大学医学部付属病院
平成17年 千葉大学医学部付属病院
平成21年 船橋中央病院

主な論文

Persistent functional and morophological abnormalities of macula after successful retinal detachment surgery.

Changes in multifocal oscillatory potentials after internal limiting membrane removal for macular hole.

定期非常勤杉本 幸子
(日本眼科学会認定 眼科専門医)

眼科医 高田医師
経歴

2008年03月: 旭川医科大学医学部医学科卒業
2012年03月: 東京大学医学部附属病院初期研修修了
2015年03月: 東京大学医学部附属病院後期臨床研修修了(眼科学専攻)
2017年06月: 眼科専門医取得

主な論文

Vogt–Koyanagi–Harada disease in 3-year-old boy