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手術の方法・流れ
一般的に水晶体超音波乳化吸引が行われることが多いです。 水晶体の袋を温存し、水晶体の中身のみを除去する方法です。 ▲白内障手術の様子 |
白内障手術顕微鏡 |
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点眼による局所麻酔
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2.3mm前後の強角膜もしくは角膜切開
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前嚢を円形に切開する
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超音波乳化吸引装置により、水晶体核を超音波振動で粉砕しながら吸引する
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眼内レンズを挿入する
■眼内レンズの種類(1)単焦点眼内レンズ
(2)トーリック眼内レンズ
(3)遠近両用眼内レンズ
眼内レンズ挿入後は調節能力がありません。遠くに合わせた眼内レンズでは近くを、近くに合わせた眼内レンズは遠くを見る事が難しくなるため、手術後に眼鏡が必要となります。
遠近両用眼内レンズであっても、若いころのように遠くと近くがクリアに見える状態になるとは限らず、眼鏡が必要となる場合もあります。自分のライフスタイルに合わせた眼内レンズの度数設定を医師とよく相談しましょう。
白内障日帰り手術の一般的な流れ
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1.初診による一般検査、経過観察
白内障の進行具合や他の疾患、本人の見え方などにより、経過観察していくのか、手術をするのか考えていきます。
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2.手術の決定
医師が現在の目の状況を説明し、次に、手術が現状で必要な場合、手術に必要な検査を受けていただきます。
手術時期については個人差があるため、医師と相談してください。
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3.手術に必要な検査
手術日が決定したら、眼内レンズの度数を決定するのに必要な検査や、他の疾患がないかどうか、全身の検査も合わせて詳しく調べていきます。
検査は後日、ご予約のうえで行います。
全ての結果が出たあとに診察を受けていただく必要があるため、2回来ていただきます。
●術前検査の内容
【1回目】
採血の結果が出るまでに1週間ほどかかるため、まずは採血を受けていただきます。
【1回目または2回目】
視力検査/非接触眼圧計/角膜内皮細胞検査/超音波検査Aモード/血圧/体温/酸素濃度/脈拍
→看護師より当日持ち物、注意事項、現病歴などの問診や手術当日の流れなどの説明を行います。
※患者様により、検査内容が異なる場合がございますので、ご注意ください。
【2回目】
すべての検査結果がでたあとに、診察にて、眼底検査、医師からのインフォームドコンセントを行います。
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4.手術の説明会
手術に関する詳しい説明をします。
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5.手術
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6.手術後の経過観察
人により通院時期は異なる場合がございます。医師の指示に従ってください。
また手術後は視力が安定しにくいこともあるので、眼鏡の処方の時期も医師に確認してください。
手術当日の流れ
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▼来院(受付)
・1~2時間前に付き添いの方と来院していただきます。
・ご予約票、保険証、診察券、同意書のお預かりいたします。忘れずにご持参ください。
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▼待合室へ
・緊急時に備え、マニュキュア、アイメイク、口紅、アクセサリーなどを外していただきます。
・前あきの上衣または、貸し出しの術衣を着用していただきます。
・目薬を何回か点眼し、点滴をします。
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▼手術室へ
・リクライニング式の椅子に座っていただき、モニターをつけます。
・麻酔の目薬や麻酔の注射をします。
・施術のみは通常10分~20分程度で終了します。
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▼リカバリー室へ
・術直後は少し安静にしていただきます。
・術後の説明は付き添いの方と一緒に聞いていただきます。
・危険ですので、必ず付き添いの方と帰宅してください。
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手術後の診察目安
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【手術日当日】
白内障手術実施↓
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【手術日翌日】
白内障手術後の経過を翌日に診察↓
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【術後1か月目】
手術日から1か月の間は3日から1週間おき診察を1か月継続(診察頻度は患者によりけり)↓
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【術後2カ月目】
手術日から1か月すぎたら2~3週間おき↓
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【術後3ヶ月目以降】
その後は3ヶ月~半年後診察
▼手術担当医師紹介
院長新川 恭浩(日本眼科学会認定 眼科専門医)
所属学会
日本眼科学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会経歴
平成13年 熊本大学医学部卒
平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
平成20年 高松赤十字病院 勤務
平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務
平成26年10月~新宿東口眼科医院 勤務
平成27年9月 新宿東口眼科医院 院長 就任
掲載インタビュー
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